'13/7/14
三原駅で非常ボタン体験会
JR西日本広島支社は12日、三原市城町のJR三原駅で、線路への転落など緊急事態を列車の運転士に知らせる非常ボタンを押す体験会を開いた。
踏切やホーム、列車内にある非常ボタンの模型を設置。ボタンを押すと、大きな音がしてランプが赤く光った。職員は「押しても列車が止まれるとは限らない。線路内には絶対入らないで」などと説明した。また、携帯電話を操作しながらホームを歩かないよう促すチラシも配布した。
三原市宗郷の掛本広太郎さん(72)は「一度体験していれば、もしものときにも迷わず押せそう」と話した。体験会は2007年から毎年開いている。
【写真説明】踏切非常ボタンの模型を押す児童