なぜ?維新政党新風なのか。
多くの読者からメールや電話をもらいました。
「鷂様佑麓民党安倍政権を支持されていましたね。たちあがれ日本の石原新太郎先生や、時には大阪の橋下市長も推されていたはずです。失礼ながら今回新風を支持して応援演説などをしている点に違和感を持ちました。その事に対して先ずは読者にご説明すべきではないですか?」
お答えしたいと思います。確かに私は自民党を支持しています。地元の福島選挙区では自民党の公認候補者に一票を投ずるつもりですし、全国比例区も自民党と書きます。
では、何故今回東京では維新政党・新風なのか?そのことに関して説明させて頂きます。私は6年前の参院選挙の全国比例区に維新政党新風より出馬させて頂きました。その時に新風は全国で17万票を得票しました。
国会へ1議席獲得するためには100万票を集めなければなりません。結果はそれには遠く及ばないものでした。その時に私は皆様に正直に申し訳なかったとお詫びしました。
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非力さをお詫びします。
新風並びに私に投じて頂いた支持者の皆様に今回の結果については、深くお詫びをすると同時に感謝を申し上げます。本当に有り難う御座いました。
また、私を全国比例区に公認して頂いた維新政党・新風の魚谷哲央代表や地方本部の代表者、そして全国の党員の皆様にも、大変お世話になりました。御礼を申し上げます。
今回の結果は言い訳が許されないほどの惨敗であり、厳しく受け止めています。何よりも自らの力不足を認め、その反省の上に今後の展望を切り開かねばと思います。
多くの方が指摘したように、組織力と資金力に天と地ほどの差があったのに、それをネットの力を過信して、突破できると考えた自らの浅はかさを恥じなければなりません。
テレビや新聞における圧倒的な既成政党のCM放送の前には、成す術がまったくありませんでした。こちらはネットでの活動がまったく封じ込められており、そのことを批判することも出来ませんでした。
組織力について言えば、ネット以外には殆ど頼りにする有力組織もなく、地方議員も皆無でした。水面下で動いてくれていた人達もおりましたが、残念ながら大きな広がりには至らなかったようです。
今回のこの結果では次回までに資金力や組織力を整えることは困難と思います。これでは資金を出す人も現れるとは考え難く、組織として表立って支援するところも現われないでしょう。
状況はかなり不利な局面に立たされたと思っています。次回までの間に、戦える組織力と資金力を整備するのは並大抵のことではないと感じました。
今回、維新政党・新風には大変お世話になりましたので、3年後、新風が5回目の挑戦を果たすならば、その時は全力で支援させて頂くつもりですが、その具体的な方法については、すぐにも取り掛からなければならないと思います
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そして直ぐに取りかかったのが、西村修平氏、村田春樹氏、桜井誠氏らと始めた「語る運動から行動する運動へ」でした。全国を駆け巡り国民運動を盛り上げようと何年も頑張って来たつもりでした。当初は維新政党新風の副代表という肩書きもありましたが、市民運動へ党派を持ち込むことに関して、他の仲間への遠慮がありました。
行動する保守運動がどうしても新風一派などと批判の対象にされて来たからです。私は副代表を辞任して、この運動を推進してきましたが、やがてこの運動も内部から崩れて行きました。「在日特権を許さない市民の会」だけが生き残り、他の会は存続の危機にさえ立たされた。正直申しあげればこの活動にも私は一時は失望し、静かに身を引くつもりでした。
そこに突如として起きたフジテレビの嫌韓デモ、そして反民主党の若者の自発的なデモ行進などが、我々と関係なく随所で開催されることになります。一度は諦めかけていた私はこのような若者のデモに一人で加わることにしました。
行っても挨拶する人もいないくらいの知らない若者のデモでした。「若者よ、起ち上がれ!」と呼びかけて来た自分が、若者が起ち上がっているのに、それを無視することなど出来ませんでした。以前は行けば必ずマイクを握って話をした自分が、一切話をすることもなく静かにデモに参加する時代が2年ほど続いたでしょうか?
さて、維新政党新風は前回の参院選挙を資金不足で諦めざるを得なかった。仕方のないことだと思っていました。私は執行部でもなく単なる一ひらの党員です。もう3年以上党の大会や行事にも参加していません。
今回維新政党新風は首都東京、神奈川、千葉に絞って候補者を擁立することを知りました。全国比例区を断念するなど厳しい財政状況と、組織力の低下を感じました。今回の決定を送られてきた機関誌などで知り、私は一つの決意をしました。
鈴木信行代表は乾坤一擲の戦いに出た。背水の陣を敷いての戦いだ。
このように感じました。生意気言うようですが、この戦いに参加して新風の新しい始動に全力を尽くして、共に燃えて見たい。そのように思った次第です。
読者の方には唐突に思えたかも知れません。しかし、私が今日あるのも維新政党新風との出会いであり、その仲間に支えられて来たからです。魚谷前代表にも恩義があります。魚谷さんが後を託した鈴木代表を応援するのは、私としては当然のことです。
大スポンサーも組織もタレントの応援もありません。今回も確かに苦しい戦いです。でも、この愛国者の政党をなくす訳には行かないのです。後世に伝えて行かねばなりません。その燃えたぎる使命感があるからこそ、応援をしております。
どうか、皆様のご理解をお願い申しあげます。
村田さんも私も炎天下の中で頑張っています。
リーダーの風格が備わってきた鈴木信行代表
同志は良いですね。久しぶりに会っても互いの心は一つです。
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