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【最終回】 あなたの仕事はなぜシュリンクしていくのか?
構造不況に絶望するより自分の“意識”をまず見直せ[2013年03月05日]
市場が早いスピードでシュリンク(萎縮)し、生き残り競争が熾烈さを増しているなか、我々は「シュリンク業界」をどうやって生き抜けばよいのか。連載最終回は、これまで紹介した事例を振り返りながら、生き残り策を検証したい。 -
【第24回】 ネオン街で繰り広げられる生き残り競争の現実
消えた「中国人マッサージ店」の爽やかな女性たち ――都内の零細店で働く中国人マッサージ師のケース[2013年02月26日]
腰痛持ちの筆者は、日頃からよくマッサージ店に通っている。最近では、中国人女性のマッサージ師が活躍する店も増えてきた。しかしこの業種もすでに過当競争に陥っている。筆者が間近で見続けてきたマッサージ店の栄枯盛衰とは? -
【第23回】 「臭う」「頭がデカイ」といじられても辞めない!
“外資系いじめ”に耐える中年社員の憂鬱な消耗戦 ――ソフトウェアメーカー社員・猪瀬照光さん(仮名)のケース[2013年02月19日]
世界経済を牽引するIT産業だが、その中には勝ち組がいれば負け組もいる。某ソフトウェアメーカーの日本法人で働くある中年社員が、シュリンクする職場で自らが受けている“外資系いじめ”の実態を語る。憂鬱な消耗戦に光は見えるか。 -
【第22回】 夢なきアニメーターの劣悪職場に光は見えるか?
会社の“追い出し”に抵抗する社員たちの絶望と執念 ――職場に反発して結集したアニメーターたちのケース[2013年02月12日]
労働条件が劣悪なことで知られるアニメ業界。不況の影響もあり、最近ではいじめやリストラも横行しているようだ。会社の追い出しに抵抗するアニメ制作会社の社員たちに話を聞き、「夢なき職場」が抱える真の課題と復活の可能性を考えたい。 -
【第21回】 子どもが「欲しくない」と言うロボットが大ヒット!?
零細玩具会社の“脱力感経営”を支える類まれなセンス ――ザリガニワークス代表・坂本嘉種さん、武笠太郎さんのケース[2013年02月05日]
経営者2人以外に社員がいないにもかかわらず、「コレジャナイロボ」「土下座ストラップ」などの大ヒット商品を連発しているのが、玩具会社のザリガニワークスだ。脱力的とも思える2人の経営姿勢の裏には、類まれなセンスが隠されている。 -
【第20回】 リストラで年収6割減も零細向け取引で生き延びる!
見えない力を身にまとうIT社長の“ビジネス運命論” ――システムコンサルタント・阿久津 功さんのケース[2013年01月29日]
リストラに遭ってたった1人の有限会社を立ち上げ、淡々と仕事を続けるシステムコンサルタントがいる。年収は6割も減ったが、不思議と仕事が途切れることはない。彼はどうやって運を呼び込むのか。「見えない力」の正体を垣間見る。 -
【第19回】 雑誌の仕事はなくても、ネットなら生き残れる!?
価格破壊の“物撮り”に飛び込んだカメラマンの賭け ――フリーカメラマン・鈴木遥介さんのケース[2013年01月22日]
今回は、ネットショップの商品を撮影するカメラマンを紹介しよう。雑誌の仕事が減り続けるなか、多くのカメラマンは生活苦に陥っている。起死回生を図って、価格破壊が進むネットの仕事に参入する者もいる。果たして、勝算はあるのか。 -
【第18回】 誰も歌を聴かない“歌声喫茶”が脈々と生き続ける理由
亡き娘への鎮魂歌を綴るマスターの「純情物語」 ――横須賀のライブカフェ『かぐ楽』店主・白川司さんのケース[2013年01月15日]
昭和のネオン街を楽しい歌声で彩った「歌声喫茶」。今やほとんど見かけることもなくなったが、実は業態を変えて脈々と生き残っている。古きよき憩いの場は、大手飲食チェーンが林立する首都圏で、どんな生き残り策を図っているのか。 -
【第17回】 不況と少子化で生き残りを賭けた買収合戦が過熱!
カリスマ学習塾経営者が挫折の先に見据える捲土重来 ――東京フェリックス塾長・嶋 美貴さんのケース[2013年01月08日]
少子化や不況で代表的なシュリンク業界の1つになった学習塾。中でも生き残りが激しいのが、中学受験の学習塾だ。開成、麻布、灘などの有名中学に合格者を輩出したにもかかわらず、大手の傘下に入った塾長が、起死回生の展望を語る。 -
【第16回】 地を這いながら“匠の味”を見出した老夫婦の意地
外食戦国時代に固定客を増やす「媚びないラーメン店」 ――高円寺の「らぁめん ひら石」店主・平石晃さんのケース[2012年12月25日]
極端とも言えるほど浮き沈みの激しい外食業界で、生き残りが一層厳しくなっているラーメン店。しかし、大手チェーンの価格破壊攻勢を尻目に、地道な努力とアイディアで固定客を増やし続ける個人店もある。明暗の分かれ目はどこにあるのか。 -
【第15回】 「24時間労働で8000円」の残酷職場に咲く一輪の花
漫画家アシスタントが“未来の先生”を諦めない理由 ――漫画家アシスタント・田中綾乃さん(仮名)のケース[2012年12月11日]
今回は、労働条件が過酷なことから「残酷物語」として紹介されることも多い、漫画家アシスタントを取り上げよう。10年のキャリアで年収は150万円以下の人もザラだという。ある女性アシスタントが見た漫画家の異様な世界とは……? -
【第14回】 低収入の中高年で溢れ、時代遅れの“仕切り屋”が横行
ビルメンテナンスの現場に愛想を尽かした元ワーカー ――元ビルメンテナンス・ワーカー、佐藤義則さん(仮名)のケース[2012年12月04日]
今回は、契約先の経費節減によってシュリンクしつつあるビルメンテナンス業界を紹介しよう。高齢化が進み、業務のマニュアル化が進んでいない“ビルメン”の現場は、経営改革を行なう必要がある。元ワーカーの声を基に、課題を探る。 -
【第13回】 汚物まみれで月収わずか8万円の登録ヘルパー生活
「訪問介護の母」が過酷な職場で悟った真の生き甲斐 ――訪問介護の登録ヘルパー・山本敦子さん(仮名)のケース[2012年11月27日]
今回は、介護の現場で精神・肉体を酷使ながら働く、60代のベテランヘルパーを紹介しよう。汚物が飛び交う高齢者宅で働く彼女の労働環境は、想像以上に過酷だ。彼女が悟りの境地に至った経緯を辿りながら、業界が抱える課題を考えよう。 -
【第12回】 3K職場で遺体解剖に明け暮れ、手取りは700万円台
医学界の「最下層社会」で雇用不安と闘う法医学者 ――法医学者・岩瀬博太郎さんのケース[2012年11月20日]
医者と言えば高収入の代名詞のような存在だが、法医学者はそうでもない。3K職場で遺体解剖に明け暮れても、開業医らと比べて年収や労働環境は大きく見劣りする。検死の質を担保する意味でも、彼らのシュリンクは避けなければならない。 -
【第11回】 自動車教習所は“たそがれ業界”なのに殿様商売?
ベテラン教習員が訴える「生き残り営業術」の中身 ――上北沢自動車学校教習員・斉藤孝行さんのケース[2012年11月13日]
若者の減少や車離れにより「午後4時の業界」と揶揄される自動車教習所は、文字通り“たそがれどき”を迎えている。しかし、関係者の危機感は薄いという。世田谷区の教習所で労組委員長を務めるベテラン教習員が、生き残り営業術を語る。 -
【第10回】 「三丁目の夕日ビジネス」はなぜ生き続けるのか?
自転車部品とリヤカーで儲ける“やり手店主”の知恵 ――有限会社コーエイ商会代表・近藤義治さんのケース[2012年11月06日]
街中から自転車販売店が次々に姿を消すなか、自転車部品を扱う業者も苦境に陥っている。そんななか、常に時代の先を読み、半世紀にわたって自転車部品とリヤカーで儲け続ける“やり手店主” がいる。「三丁目の夕日ビジネス」はなぜ生き続けるのか。 -
【第9回】 餅つき機が6倍、かき氷製造機が7倍に販売数アップ
シュリンクを脱して大統領夫人も訪れる有名店に!
下町の商店街で世界を狙う料理道具店の秘策と野望 ――浅草かっぱ橋通りの「藤田道具」店主・藤田雅博さんのケース[2012年10月30日]
不況だからと言って目先の利益ばかりを追うと、ますます泥沼から抜け出せなくなる。体力が弱い個人事業主は、「シュリンクの罠」に陥りがちだ。そんななか、浅草の下町で、不況をものともせずに急成長を続ける料理道具店があるという。 -
【第8回】 年商3000万円から人格を否定される生活に転落!?
臥薪嘗胆の社労士が再起をかける“極秘プロジェクト” ――社会保険労務士・中村紳一さんのケース[2012年10月23日]
かつて3000万円の年商を誇り、飛ぶ鳥を落とす勢いだった社会保険労務士がいる。しかし、構造不況の煽りにより、彼は今「人格を否定される生活」を余儀なくされているという。社労士はなぜシュリンクしたのか。起死回生策を聞いてみた。 -
【第7回】 妻の家出を乗り越え零細企業からNPO代表へ転身!
年収360万円を500万円に増やしたシングルファザー ――NPO法人ファザーリング・ジャパン代表理事・吉田大樹さんのケース[2012年10月16日]
今回は、零細企業の社員からNPO代表へと転身したシングルファザーを紹介しよう。妻が家出をし、子ども3人の世話と仕事の両立に翻弄された低収入時代を乗り越え、今は年収もアップして有意義な人生を送る。起死回生のポイントはどこにあったのか。 -
【第6回】 原発事故の放射能を怖れて「自宅仕事」を強行
美人派遣社員をシュリンクさせる独りよがりの代償 ――転職を繰り返す派遣社員・寺井美幸さん(仮名)のケース[2012年10月09日]
今回は、長年派遣社員として働き、ようやく正社員になったものの、1年ほどで辞めていかざるを得なくなった女性を紹介しよう。世の中の派遣社員が希望の仕事に就けずにいるなか、彼女のケースは自らをシュリンクに追い込んでいるように見える。
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「シュリンク業界で生き残れるか?~構造不況の迷宮で再起を図る人々 吉田典史」の全記事一覧
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