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【第38回】 「尖閣諸島は、日本が中国から盗んだもの」
本当にもう勘弁してください、鳩山由紀夫さん[2013年07月12日]
ときおり、感性がズレている人に出会うことがある。ズレているというのは、他の人にはないモノの見方、考え方ができるということでもあり、換言すれば“異才”に通じるものがあると私は思っている。が、感性のズレた為政者は、ご勘弁だ。 -
【第37回】 皆さまのNHKが提訴された理由
オーディエンスのケアをネグレクトでトラブル……?[2013年07月06日]
NHKが使う外国語が理解できず、精神的な苦痛を受けた――、と訴えた人がいた。NHKは、番組内で外国語を使わなくても表現できる言葉を多用している等々の理由で公開質問状を提出したが、二年近く待っても何の回答もなかったため、提訴に踏み切ったという。 -
【第36回】 タイガー・ウッズへの差別発言が問題に
顰蹙を買ったアスリートたちの一言[2013年06月29日]
プロアスリートと呼ばれる人たちは、健全な上に研鑽を重ねて、やっとプロの土俵に上がれるのだろうと私は思っているが、健全なはずのプロスポーツの世界では、ときおり、健全な精神とは言い難い“偏見”や“差別発言”が飛び出すようだ。 -
【第35回】 「俺は刑務所に来たんじゃない!」
と言ってトンデモ県議は激怒したが、ブログは炎上[2013年06月22日]
岩手県議の小泉みつお氏が、病院の受付で番号で呼ばれたことに腹を立て、自身のブログに『俺は刑務所に来たんじゃないぞ。中央病院の責任者!』というタイトルのエントリを公開。炎上・ブログ閉鎖に追い込まれる事件があった。 -
【第34回】 DJポリス(1人)とLiarポリス(複数)
せっかくの盛り上がりに水を差した愚か者たち[2013年06月15日]
日本がW杯出場を決めた夜、渋谷でユニークなできごとがあった。古くからのファンも若いサポーターもともに喜び、日本代表のW杯出場を言祝ぎ、歓喜の雄叫びを上げる――、くらいのことは許されていいと私は思っているのだが、お巡りさんたちは、そうではないらしい。 -
【第33回】 風俗と慰安婦とアメリカ兵の問題
橋下発言と、その報道に思うこと[2013年05月31日]
橋下氏が言いたかったのは、アメリカ兵による犯罪、とりわけ多発する性犯罪に関してだったはずなのだが、論点はどんどん違う方向へ逸れていった。橋下氏を擁護しろとまでは言わないが、発言の背景に言及し、要請の理由に触れるメディアがあってもいいはずだった。 -
【第32回】 来るのか、昆虫食時代!!
ムシを食べて食糧難を解消……?[2013年05月24日]
今月15日、ローマに本部を置く国連食糧農業機関がまとめた報告書によると、世界的な人口増に対応し、それに伴う食糧危機を克服するには“ムシ”を食べることだ。と初めて“昆虫食”に言及した。なかなかショッキングではないか。 -
【第31回】 「追い出し部屋」という部署をご存じですか?
そして、そこではどんな仕事をさせられるのかも[2013年05月20日]
名前を言えば誰でも知っている大手企業の中には、キャリアチャレンジプログラム、キャリア開発室、キャリアデザイン室、キャリア開拓グループ、企業開拓チーム等々と呼ばれる部署がある――、とのことだ。そこは、俗称で『追い出し部屋』と呼ばれている。 -
自分はラテン系で数字に弱いと山本一太議員は言い、
イスラム圏は喧嘩ばかりと猪瀬直樹都知事は言った[2013年05月11日]
大型連休直前の四月二六日、山本一太海洋政策相が、あわや、とも受け止められる発言をした。しかし連休中の全国紙は掲載はしても、他意はないものとみなしたらしく、追求する媒体はなかった。その一方で、猪瀬直樹東京都知事の発言が、新聞を賑わした。 -
【第29回】 週刊文春がキャンペーン・中国産食材は大丈夫か!?
そして、日本の外食産業は……?[2013年04月26日]
週刊文春が、いま、すさまじい告発キャンペーンを張っている。キャンペーンは三月末号から始まり、今週発売号(5月2・9日合併号)で早くも第六弾になるのだが、中国産食材の“安全性”についてである。この一ヵ月というもの、うむむむ……、と唸りながら読んだ記事でもある。すごい。 -
【第28回】 大学受験にはTOEFLの受験も必要に?
グローバルな人材を育成するためなんだそうです[2013年04月19日]
さとり世代と言うらしい。ゆとり世代に代わる新しい世代分けだ。ネット掲示板の“2ちゃんねる”で、元日経新聞記者の故山岡拓さんの著書『欲しがらない若者たち』に関するスレッドが立てられたのが発端なのだそうだ。 -
【第27回】 警察官の採用に「ウソ発見器」導入を検討
多発する不祥事に警察庁が業を煮やしました[2013年04月12日]
警察官の採用について、警察庁が新たな方針を示した。警察学校での在籍中に“資質”を判断し、在籍中に警察官としての資質を不的確とみなした初任科生には退職を促す――、というものだ。また不祥事予防の一環として、採用試験時の“ポリグラフ”導入も検討しているという。 -
【第26回】 小田原市のマラソン大会で替え玉ランナーが優勝
不正と処分とその後の人生[2013年04月05日]
神奈川県小田原市で先月一〇日、市体協主催のマラソン大会が催された。男子一〇キロ・高校生~二九歳以下の部では小田原市への採用が内定していた男性が優勝。ところがその男性は、“替え玉”ランナーだった――。 -
【第25回】 東京・新大久保の韓国人排斥デモに見る
ヘイトスピーチと言論の進歩[2013年03月30日]
今回は困った人たちのお話を――、の前に、こんなたとえ話を。私の曾祖父が事業を始める際、協力を申し出た社長さんがいた。友情の証しにと曾祖父が贈答でもしたのだろうか、その社長さんの手元に、我が家にあった骨董品が渡ったようだ。ずいぶん古い話である。 -
【第24回】 震災から2年。エステーの、ちょっといいお話
ちょっとじゃありません、ものすごくいいお話[2013年03月18日]
人間性というものは非常時にこそ表れるのではないか、というようなことを、朝日新聞の夕刊が掲載したエステー会長、鈴木喬さんのインタビュー記事で感じた。二年前、東北地方を襲った大地震と津波のあと、鈴木会長をはじめエステーが何をしたか、についてである。 -
【第23回】 なでしこリーグが難民支援
国民栄誉賞の名に恥じない活躍に期待[2013年03月01日]
女子サッカー“なでしこリーグ”が、難民支援に乗り出すことを発表した。国連難民高等弁務官事務所の日本の窓口・国連UNHCR協会とパートナーシップを締結したとのことだ。が、今回の発表で、気になることがある。選手はビデオ視聴と講義で難民問題を学ぶ――、という点だ。 -
【第22回】 『白い恋人』と『面白い恋人』の和解
ユーモアを解する気持ちと社運のせめぎあい[2013年02月22日]
吉本興業が、『面白い恋人』という洋菓子を発売したのは二〇一一年だった。これに対し、自社製品『白い恋人』とあまりにも類似しているとの理由で販売に待ったをかけたのが、札幌市に本社を置く石屋製菓だった。それから約二年を経て、今月一三日、両者のあいだで和解が成立した。 -
【第21回】 罪と罰
アイドルの丸刈りと、死刑囚の肉筆[2013年02月09日]
AKB48の峯岸みなみさんの「丸刈り謝罪」が世間を騒がせた一方で、今週発売の週刊ポストが、凄まじい特集を組んだ。収監されている死刑囚が肉筆で綴ったアンケート結果をそのまま掲載する、という息を呑むような大特集だ。 -
【第20回】 ご存じでしたか、愛妻の日?
奥さんを抱きしめる日なんだそうです[2013年02月01日]
一月二九日、朝日新聞の夕刊に、ちょっと面白い広告記事が載った。掲載した朝日新聞らが提唱し、実験を試みるという企画だ。一月三一日の“愛妻の日”に、午後八時九分から一〇秒ほど、夫婦が熱い抱擁を交わす――、というものらしい。 -
【第19回】 体罰と塩酸と早期退職の教師たち
センセイ、それはないだろう[2013年01月25日]
愛知県の市立中学校で、教師が生徒に薄めた塩酸を飲ませる事件があった。理科の実験でうまくいかなかった生徒二人に、濃度35%の塩酸を100倍に薄めて飲ませたのだという。生徒のひとりは全て飲み干し、もうひとりは口に入れたときに違和感を覚え、すぐに吐き出していた。
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