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厚労大臣トップに再発防止策を検討へ7月13日 4時13分
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大手製薬会社ノバルティスファーマの高血圧の薬の臨床研究に、この会社の当時の社員が関与し、データが操作された疑いが出ている問題で、厚生労働省は、田村厚生労働大臣の下に委員会を近く立ち上げ、再発防止策を検討することを決めました。
この問題は、ノバルティスファーマが販売する高血圧の治療薬「ディオバン」の効果を調べた京都府立医科大学の臨床研究に、この会社の当時の社員が関与し、データが操作された疑いが出ているものです。
大学の調査委員会は、11日、ほかの薬より脳卒中や狭心症を減らせるとした臨床研究の結果には誤りがあった可能性が高いとする調査結果を発表しました。
これを受けて、厚生労働省は、田村厚生労働大臣の下に臨床研究の専門家や法律家などが入った委員会を近く立ち上げ、再発防止策を検討することを決めました。
委員会では、大学の調査結果などを基に今回の問題の実態把握を行ったうえで、臨床研究を行う際、研究者が守るべきことを定めた倫理指針の見直しを行うことにしています。
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