チャット戦闘ではできる限り、状況を想像することが大切です!
自分と相手が行動することで状況は刻々と変化していきます。
それを互いがしっかりと描写しなければ戦闘は成り立ちません。
ここでは各アクションの描写の説明をしていきます。
なお、描写のことをなりきりチャットではロールとも呼びます。
距離、移動について
剣を使って戦う場合の一例。
相手と離れている場合は、まず近寄る描写が必要になります。
どのような方法で距離を詰めたのか、そして移動して相手から
見てどの位置に来たのかを描写します。
例:(その場で走りこんで一気に距離を詰め)
これならまっすぐ正面から向かってきたことが相手に伝わります。
例:(その場で走りこんでから地を蹴り、○○の側面に着地する)
この文章なら正面から来ると思いきや、横に飛んで自分の側面に
移動してきたことがわかります。こんな風に具体的に移動を
描写することで相手も位置や状況を知ることができます。
攻撃行動について
どのように攻撃したのかを相手にわかるように描写します。
わからないようなものだと相手も対応に困ってしまいますので
ここはとても重要です。
例:(大きく振りかぶればそのまま振りおろす)
これなら伏せても当たってしまいますが横に逃げれば回避できる
ことがわかります。
例:(横に払うように斬り)or(払い斬りを浴びせる)
これなら横へ逃げても当たってしまいますが横に伏せれば
回避できます。ここでのポイントは武器の軌道をしっかり
描写することです。
※注意事項として攻撃の動作が連続しすぎないようにしてください。
「○○してから○○して○○した!」などのロール。
例えば「空中から切った後、後ろ回って背中を斬って、それから横からも蹴った」など。
防御行動について
防御では回避、受ける、カウンターに転じる、などの行動が
できます。ここでもどのようにその行動をとったのかを
相手にわかりやすく描写しましょう。
回避例:(横に逃げる、身を伏せる、転がる、しゃがむ、後ろへ飛ぶetc)
受ける例:(武器で受ける、盾で受ける、障害物を使うetc)
カウンター例:(回避や受けの行動直後に攻撃に転じる)
※カウンターは無理のないものにしましょう。
戦闘で嫌がられる行為
参加者たちに、つまらない人、お子様な人と笑われてしまうので
これらの行為はしないようにしてください。
「無敵設定、無限設定」
負けたくなくてつい頑張ってしまうことで陥りがちなものです。
どんな攻撃を食らっても平気なHP無限、どんな攻撃もすべて避ける、
超スピードで動き、常に後ろから攻撃をいきなり当ててくる、などなど。
「結果確定」
相手に選択の余地を与えない、すでに結果を確定してしまう行動。
どこのなりきりチャットでも禁止とされているもので、
とくにやってはいけないのが「心臓を刺し」「腹を切り刻んだ」
「相手を石にした!」など、致命的な結果となるもの。これを
何度もやるような人は退室していただきます。
※魔法の効果には設定として、暗黒魔法などに結果確定するものがあります。
なお、この状況でなら可能、と思われる結果確定、たとえば
相手との距離が密着状態において、掴む、蹴り飛ばす、
などの軽いものはOKです。
それと、結果確定されてもそれを無効化することができます。
例:冒険者:死ね!(盗賊の腹を剣で刺し)
盗賊:させるか!(刺される前にダガーで剣の軌道を変える)
この結果確定自体がルール違反なのですが、それを戦闘中に
相手に注意するのが面倒なときはこうして流してください。