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投資詐欺 被害は20億円超か7月10日 12時3分
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高齢者などに、実態のないファンドなどを運営する会社への投資を持ちかけ、多額の現金をだまし取ったとして警視庁は都内にある振り込め詐欺グループの拠点など数十か所の一斉捜索に乗り出し、メンバーの男らの取り調べを始めました。
警視庁はグループによる被害が20億円を超えるとみて、全容解明を進める方針です。
捜索を受けているのは、振り込め詐欺グループの拠点となっていた東京・千代田区や新宿区にあるビルの1室など数十か所です。
警視庁によりますと、グループのメンバーの男らは、高齢者などに東京・豊島区に事務所があった「七福神」という実態のない会社への投資を持ちかけるなどして、現金をだまし取ったとして詐欺の疑いがもたれています。
このグループは、投資ファンドやレストラン事業を運営しているとする「七福神」という会社のパンフレットを高齢者などに送りつけたうえで電話をかけ、投資を呼びかけていたということで、現金は被害者のもとを直接訪れるなどして受け取っていたということです。
最近は、こうした実態のない会社への投資を呼びかける手口の振り込め詐欺が相次いでおり、警視庁は今回のグループによる被害が20億円を超えるとみて、捜索で押収した資料を分析するとともに拠点にいたメンバーの男らを取り調べ、全容解明を進める方針です。
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