「火祭りメインキャラクター」の美熊くんから花束を贈られた大谷晋二郎

　ゼロワン代表の大谷晋二郎（４０）がついに結婚した。独身生活に別れを告げた大谷は１２日、３年ぶり５度目の「火祭り」（１７日、東京・後楽園ホールで開幕）制覇を固く誓った。

「今年こそ結婚」。毎年年始に同じ誓いを立てては実現せず、耳にたこができた選手やスタッフ、報道陣にも相手にされず、オオカミ少年化していた大谷。しかし、とうとう“汚名返上”の時が来た。大谷はこの日、「私事で恐縮ですが、２日前の７月１０日に入籍致しました」と宣言したのだ。

　お相手は３４歳の一般女性。大谷が都内の某居酒屋にあるカウンターの片隅で一人さびしく晩酌していると、反対側にいた女性２人組に話し掛けられた。その女性はプロレスファンで大谷夫人の友人。結果的に夫人となったもう一人の女性の出身地は新潟で、大谷自身も同地に親交の深い支援者がいた。ご当地ネタで話は盛り上がり、新潟大会にも応援に駆けつけてくれ、約１年間の交際を実らせた。

　結婚式や披露宴の日時は未定。大谷は「周りからも『式はやらなきゃダメだよ』と言われる。子供？　できれば女の子が欲しいね。みんなが『本当によかった。飲みに行こう』と言ってくれる。そんなに心配されていたのか…」と動揺しながら、公私の線引きはキッチリしている。

「（結婚を）リングには持ち込まない。まず火祭りで優勝しないと。いつまでも大谷ＶＳ田中でいいのか！？　決勝には耕平、小幡、上がってこい！！」。優勝者が現在空位の世界ヘビー級王座に認定される今年の祭典。独身貴族から脱却した熱い男が一気に飛躍しそうだ。