DDTの東京・両国国技館大会(8月18日)で、新日本プロレスのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(25)と激突する飯伏幸太(31)が、真夏の両国ジャック計画を明かした。飯伏は初挑戦となる新日プロ「G1クライマックス」(8・1、浜松で開幕)決勝戦の相手にもオカダを熱望し、ホーム&アウェー形式で完全決着を狙うという。
「2週連続でオカダ選手と戦いますよ。自分だけ(ホームリングに)来てもらうのは不公平ですから。G1では別ブロックだから、向こうで戦うなら決勝(8月11日、両国)しかない」
飯伏は5日、真夏の祭典・G1への初出場を表明。「あくまで自分はジュニア。でもヘビー級でどのくらい通用するのかも知りたい」と、新たなステージへの挑戦に腕をぶす。さらに飯伏にはもう一つのビッグチャンスが到来。7日には、DDT両国2連戦(8・17、18)最終日のWメーンイベントでオカダとの一騎打ちも発表された。
実は意外な接点もある。飯伏は2006年12月にメキシコに短期遠征。当時、闘龍門所属だったオカダとはオフの日にピラミッド見物を試み、片道4時間の所要時間を計算し忘れ、開館時間に間に合わず、2人でトボトボと帰ってきたことも。ホロ苦くもマヌケな思い出だ…。
以後もプライベートで親交があったが「対戦が決まったので、今は敵としか見ていない」。その一方で「今の新日本を見れば分かるけど、本当にカネの雨を降らしてる」と認めるオカダとは、真の意味でフェアな勝負をしたいと考えている。
そこで飯伏がぶち上げたのが、DDTと新日プロ、それぞれのホームリングで戦うプラン。仮に2連勝できれば、昨年のMVP男・オカダがほしいままにするプロレス界の主役の座も奪うことができるというわけだ。ちなみに飯伏はDDT両国2連戦初日も男色ディーノ戦でメーンを務める。G1決勝に進出すれば、8月の両国で行われる計4大会中3大会のメーンをジャックすることになる。今年の夏は飯伏のプロレス人生にとって最も熱い夏になる。
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