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詐欺グループ 拠点移し3社使い分け投資募る7月11日 4時35分
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高齢者に実態のない会社への投資を持ちかけ、現金をだまし取っていた疑いで、大がかりな詐欺グループが摘発された事件で、このグループは北海道から東京に拠点を移しながら、いずれも実態のない3つの会社を使い分けて投資を募っていたことが分かり、警視庁などは摘発を逃れるための工作とみて調べています。
この事件は、高齢者に電話で「必ずもうかる」などと実態のない会社への投資を持ちかけ、現金をだまし取った疑いで、大がかりな詐欺グループが摘発されもので、埼玉県川口市の新井寿之容疑者(31)など34人が一斉に逮捕されました。
警視庁などの調べによりますと、このグループは最近では、東京・新宿区のビルの1室で高齢者にうその電話をかけていたということですが、おととし6月から去年3月までは札幌市内のビルの部屋を電話をかける拠点として使っていたことが分かりました。
また、投資の対象としていた実態のない会社も、東京・豊島区にあった「七福神」という会社のほかに、東京・港区と中央区に登記された別の2つの会社を使い分けていたということです。
警視庁などは、摘発を逃れるために拠点や会社を変更する工作を繰り返していたとみて調べるとともに、グループによる被害が全国で1100件、25億円を超えるとみて、実態の解明を進めています。
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