投資詐欺 自宅に多額現金の男が中心的役割か7月11日 18時17分
実態のない会社への投資を高齢者に持ちかける大がかりな詐欺グループが摘発された事件で、逮捕された埼玉県の男の自宅から複数の封筒などに入った現金4000万円余りが見つかり、警視庁は、この男が資金を管理するなど中心的な役割を果たしていたとみて調べています。
男は容疑を否認しているということです。
この事件は、高齢者に「七福神」などという実態のない会社への投資を持ちかけて現金をだまし取った疑いで大がかりな詐欺グループが摘発されたもので、都内のビルにあった拠点などが捜索を受け、埼玉県川口市の新井寿之容疑者(31)ら34人が逮捕されました。警視庁によりますと、グループの拠点からは携帯電話やパソコンが多数押収されたほか、見つかったホワイトボードには1か月にだまし取る目標として「5000万円」という数字やメンバー一人一人がだまし取った金額が書き込まれていたということです。
一方、新井容疑者の自宅からは、被害者が郵送するなどした複数のレターパックや封筒に4000万円余りの現金が入っているのが見つかったということです。
警視庁は、新井容疑者がグループの資金を管理するなど中心的な役割を果たしていたとみて調べています。
新井容疑者は「詐欺には関わっていない」と供述し、容疑を否認しているということです。
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