HEADLINES
ページ更新時間:2013年7月12日(金) 05時31分
「七福神」投資詐欺、主犯格の自宅から現金4100万円
実体のない会社への投資を持ちかけ、全国の高齢者らから25億円以上をだまし取っていたとみられる詐欺グループが摘発された事件で、主犯格の自宅から犯行で得たとみられる現金4千万円以上が押収されていたことが分かりました。
この事件は、東京・豊島区にあった「七福神」という実体のない会社への投資名目で77歳の女性から現金5千万円をだまし取るなどしたとして、職業不詳の新井寿之容疑者(31)ら34人が逮捕されたものです。
その後の警視庁への取材により、主犯格である新井容疑者の自宅から犯行で得たとみられる現金およそ4100万円が押収されていたことが分かりました。
このうち、およそ500万円はレターパックに入れられて被害者からグループの拠点に郵送されたもので、さらに、その金を新井容疑者が集めていたとみられています。
新井容疑者は容疑を否認していますが、警視庁は金の一部が暴力団に流れたとみて調べています。(11日21:17)