情報アーキテクチャ特論Iの最近のブログ記事

今日のお題

ユビキタス

ユビキタス?

「システム」の拡張という側面。

コミュニケーション / 生産管理 / ・・・という一義的なものからの、 パラダイムシフトが起きる!かも!

人に近くなる方向性。

  1. capture
  2. sence
  3. parse(analyze)
  4. actuate

効果

  • 状況・環境最適化
    • エアコンの温度を電車の車両ごとに変更してエコ とか(妄想)
    • 中にいる人の服装と体温を判断して飲み物を提供するとか(妄想)
  • 人にやさしく、地球にやさしくなれそう。エコに寄与できたりするはず

問題点

  • プライバシー保護
  • 治安
  • 情報処理能力
    • 解決案: Stream Computing

S&A(Sensors and Actuators)

現状: RFIDを使った実装が多い

Stream Computing

逐次発生するeventを効率的に処理する。
→リアルタイム性の向上を狙う

event = real time + location + subjects

金融機関が手動→クレジットカード不正利用防止などの目的
ポイント: データを集中させない。分散処理する。

ビジネス・イベント・プロセッシング

event -> data -> fact -> fact relation -> intelligence -> value!

加工して解析して・・・企業活動に活かす。

よりリアルタイムに近づけるために・・・スーパースケールアウトのスパコンを適用!

スケーリングのアプローチ

グリッド形式でのデータ共有→スケールアウト

非構造化データとセマンティック処理

イベント=非構造化データ

セマンティック処理→構造化データが必要→イベントを構造化データにコンバートしないと!

非構造化情報→[UIMA]→構造化情報
※Unstructured Information Management Architecture

構造化データ→目的・アプリケーションに特化→アクセラレータ・専用プロセッサの開発 →利用時の処理速度向上

UIMA(Unstructured Information Management Architecture)

イベント、データは非構造化状態→しょーがない。

いかに構造化するか=いかにデータを活用するか(できるか)が決まる

クライアント

  • PC: リッチクライアント
  • NC(Network Computer): シンクライアント
    • managedの面で有利
    • 流行らなかった
    • あまりにも処理重かった。IME不備など、日本適用がイマイチだった。。。

mobile platform

さまざま。

  • RFID/UWB/Bluetooth
  • Wi-Fi
  • WiMAX...

なんだかんだいって、一番の有望株は「携帯電話」

WebKitが隆盛。

Virtual Reality / Physical Reality

Virtual → すべてがRealになりつつある

なにがReal?→価値交換がReal
Doller/Linden Dollerだけではない!

v-Businessは・・・もっと増えるよね。

ヒトコト

semanticは、もうひと押し。

パラダイムシフトというか、誰かが拓けば一気にクる感じ。
ドキドキしますねぇ。

今日のお題

クラウド

クラウド?

代替ITデリバリー・モデル

プライベートクラウド=ただの仮想化・・・サーバ・クラウド とも言える

でも、名前がつくのが(ビジネス的に)大事。→バズワード活用

たとえば、メインフレームを活用してサーバ・クラウドを作ると、 日本の大企業ユースでは便利かもしれない。

使い分けですねぇ。

意外と便利かもしれない。

ヒトコト

相変わらずIBM用語満載ですが、 メインフレームとかが視野に入っているのがレイヤーの違いですねぇ。

語るときに誤解がないように注意しないと。

インターネットの特徴・優位性

「1つである」こと。

相互接続性が高い。

ボトムアップ型なのでSLA的な保証はない。

日本のインターネットの普及

ダークファイバ網があった(NTTが作ってくれていた)。

→ボトルネック(=ラスト1マイル)をxDSLによって埋めた孫さんの功績だと言ってよいのではないか

インターネット時代のキャパシティの考え方

インターネット以前

  • ピークタイム、平均負荷計算で十分だった

インターネット時代

潜在クライアント数が莫大。今までとは違う考え方が必要になってきた。
→スパイク対応が必要
→「高性能機器で、スケールアップで対応」がムリ→分散化機能分割が進んできた

  • 提供する機能・情報ごとに分割
    • プロキシを利用した機能分割
    • 配信系と処理系の分割→Akamaiのような専門業者も登場してきた

いずれも基本線は「ボトルネックの解消」

仮想化・クラウド・・・

システムのスタックの、ある特定層以下を仮想化する考え方。

・・・JavaのWrite once Run anywhereと同じ!?

特定層以下をパッケージングする=特定パッケージに囲い込まれる

囲い込みを避けるなどの配慮が必要か!?

ニッチ市場を開拓する!

↓勘違いしないように注意

ニッチ市場を開拓すること標準非互換の市場・製品を作ること

標準をカスタマイズ・拡張することはかなりリスキー。

CORBAとか。。。

Javaの今後の課題

プログラム実行のためのスタックが積まさりすぎ→メモリ使用量多すぎ

ネットワークの外部性とグローバル化

オープン・スタンダードの構築=相互に互換になり、置換可能になる
→代替ITデリバリー・モデルが構築できる
→webサービスやSOAの発達

いままで・・・ITがビジネスの変化の足を引っ張っていた
→相互互換・置換可能なITにより追いつき、先行できるようになった(カモ)

相互互換のために・・・XMLと、それを利用した標準規格の登場

サービス

重要なポイント

  • インターフェースで定義される
  • 疎結合であるべき
  • ライフサイクルは利用者・供給者とは独立している

インターネット普及・webサービス化に伴う業界構造の変化

IT機器がコモディティ化→低価格化してきた

技術・サービス→高付加価値化してきた

インターネット利用形態の変化

  1. ホームページに直接アクセス
  2. ポータルから
  3. 検索エンジンから ←イマココ

利用形態の変化により、企業利用も形態も変わった。
例: 広告費の使い道の変化

ヒトコト

相変わらずコミュニケーションが下手。しかも話が発散しまくり。

でも内容は面白い。がんばれ~!

概要

ITインフラの話 by 中島丈夫先生

IBM時代の資料も使って講義するとのこと。

closedにしたい?のかわかりませんけど 少なくともclosedな資料が入るとのことで、 峻別が面倒すぎるので内容のメモはやめておきます。

残念な講義スタイル。内容は面白そうなのに。。。。

→okもらいました。先生ありがとう。

大きな流れ

ホストの時代 →PCの時代 →インターネットの時代 →ビジネスの時代 →社会インフラ化の時代

サマリ: 分散→多様化→統合→???

システム指向(IBMなど) / ツール指向(Microsoftなど) から サービス指向へと変化してきている

時代の変化の背景・・・
ユーザ部門のニーズ(優先順)とシステム部門のニーズ(優先順)が乖離してきた
→システム面よりも機能面に着目したアプローチに変化してきた =ゆくゆくはクラウド!?

なんにせよ流行り廃りがある! - 言語にも - COBOL - Java - C - C++ - LL(Perl, Ruby, Python) - ・・・ - アーキテクチャにも - J2EE - クラサバ - ・・・ - インターフェースにも - REST / WS-*

プラットフォームへの要求

ユーザは使えればいい。すぐ使いたい。柔軟に使いたい。

一方で、NFRもあるし、それは満たす必要がある!?

例えば、インターネット時代になって、負荷のスパイクが発生するようになった。 現代のプラットフォームはそれに対応する必要があるんじゃないかな。

ハードウェア耐障害性のおはなし

仮想化技術によって、ハードウェアが仮想化された。

でも、ハードウェアは壊れる!(物理的に壊れる可能性がある)
→NFR(Non Functional Requirement=非機能要件)達成のための、 クラウドでのアプローチ

  • スケールアウトクラウド(googleなど)
    • 極めて大きい。疎結合の多数機器
    • googleの場合、コンテナ型。管理がラック単位
      壊れたモジュールは放置 ※放置にすることで、 メンテナンス用のスペースコストが不要になるので 大量に利用することで結果的に安価になる
    • アプリのレイヤーで耐障害性を構築
  • サーバークラウド
    • 小さい。密結合の少数機器
    • ハードウェアのレイヤーで耐障害性を構築

参考: 第56回 サーバークラウドとスケールアウトクラウドは別物

サービス指向への変化

象徴: Google, Apple

サービス指向=組み合わせ・再利用がポイント
※ポイントを絞って、本当にオリジナリティが必要な部分だけ作るという発想

業界の流れ

垂直統合!?

例: OracleのSun買収→ハード~ソフト~サポート・サービスまで一括提供可能に!

アーキテクチャ?

概念として、もろもろを含んでいるんじゃないかな!?

  • 設計思想
  • NFR
  • 設計スタイル、実装スタイル
  • リファレンスアーキテクチャ
  • サービスモデル(?aaSとか)
  • off-premises <=> on-premisesの方向性

クラウド

ハードウェア/インフラ/プラットフォームが仮想化される →ITのデリバリーモデルが変わる可能性

既存システムの移行性で見ると、IaaS / PaaSより上位 で大きく意味合いが違う。

ヒトコト

よくも悪くも、IBMっぽいなぁ~という印象。

最初の部分をメモれなかったので、わけわかめなメモになってしまった。。。

クラウドを評価検証するための前提知識が足りないな~というのを実感。まだまだ。

about

netmark.jp
2009年4月に情報アーキテクチャ専攻になんとか入れた馬場俊彰の、講義出場記録です。

どこまで続くか不明ですが、とりあえず始めてみます。

内容や、記事を元に実施された作業とその結果については保証しかねますので、自己責任でお願いします。
突っ込みなど、コメントでいただけると嬉しいです。

併せて読んで頂きたい⇒http://netmark.jp/ (このblogの上位ページ)

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