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年2500万人目標 「グランフロント大阪」完全解剖

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2013/7/13 6:30
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 JR大阪駅北地域「うめきた」の先行開発区域に4月26日、新たなランドマークとなる複合施設「グランフロント大阪」が開業。都心のターミナル立地として、日本最大級となる大型商業施設だ。

うめきた広場のシンボル施設「うめきたSHIP」。1階にはカフェ「ガーブモナーク」が出店。広場では水都大阪をイメージしたカスケード状の水景や緑を楽しめる
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うめきた広場のシンボル施設「うめきたSHIP」。1階にはカフェ「ガーブモナーク」が出店。広場では水都大阪をイメージしたカスケード状の水景や緑を楽しめる

 南館、北館の低層部とうめきた広場に入る店舗の総面積は約4万4000平米。ファッション、生活雑貨、インテリアの物販153店、飲食78店、その他35店の合計266店舗が出店する。初年度は来場者数約2500万人、売上高400億円を目指す。

地下1階と2階はJR大阪駅に直結
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地下1階と2階はJR大阪駅に直結

約1万平米の憩いの空間「うめきた広場」。中央には、人工の霧が吹き出るミスト演出装置を設置
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約1万平米の憩いの空間「うめきた広場」。中央には、人工の霧が吹き出るミスト演出装置を設置

 グランフロント大阪のショップとレストランは「お散歩ショッピング」が基本コンセプト。都心の一等地にいながら緑や水、光を感じられる空間で、ゆっくりそぞろ歩きしながら買い物や食事を楽しめる施設に仕上がった。南館と北館9階には屋上庭園が広がり、うめきた広場には地下へと流れるカスケード水景が登場。敷地内の西側をせせらぎが流れ、いちょう並木が続く。南館と北館の間を東西に横断する幅11メートルの歩道はけやき並木に整備され、公道を活用したオープンテラスカフェがお目見えした。

 「梅田は地下街が発達しているうえ、ビルの中にいることが多く、便利だけど息が詰まるという声も多かった。ゆっくり楽しんでもらえる施設ができ、地下街から地上へと人の流れが変わるのでは」と、阪急電鉄不動産事業本部不動産開発部の冨田聖二氏は話す。

 ただ、梅田ではここ数年、商業施設の新設や増床で総売り場面積が急増。供給過剰状態にある。海外を含む超広域商圏からの集客を狙った街づくりが、パイ拡大につながるかどうか注目される。

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