【ＢＯＸ】和毅、高級時計販売店と３０００万円契約

亀田和毅は、兄の興毅からプレゼントされた高級時計を身につけガッポーズ

　◆プロボクシング世界戦　ＷＢＯ世界バンタム級タイトルマッチ　王者・パウルス・アンブンダ─同級５位・亀田和毅（８月１日、フィリピン・セブ　ウォーターフロント・オブ・シティーホテル＆カジノ）　プロボクシング史上初の３兄弟世界王者に挑む亀田３兄弟の三男、和毅が２２歳になった１２日、都内で会見。高級腕時計や宝石を扱う専門販売店「ジェムキャッスルゆきざき」と契約金３０００万円（推定）で個人スポンサー契約を結んだと明かした。契約は世界初挑戦となる８月１日から１年で、世界戦ではくトランクスにロゴを入れることも決定。初の大口スポンサーをつかみ「絶対に勝つ」と意気込んだ。

　同社の柚木政和・常務取締役（３９）は「将来性が非常に高いと感じた。何より強いのが魅力。応援したくなった」と契約を決めた。亀田ジムによれば契約金３０００万円は、それぞれ各種スポンサーを持つ長男の興毅（２６）、次男の大毅（２４）らに「匹敵するビッグマネー」だという。

　和毅は興毅から誕生日と世界初奪取の前祝いとして贈られた高級ブランド「ＤＵＮＡＭＩＳ（デュナミス）」の腕時計を披露。米スポーツ界のセレブが注目するブランドで、文字盤に細かいダイヤモンドがちりばめられ、興毅は同社から税込み１８９万円で購入した。

　「減量が一番の敵」という育ち盛りの和毅は「計量で（クリアが）やばくなっても腕時計だけは外さん。代わりにパンツを脱ぐ」と約２００グラムの逸品を自慢した。

　◆ボクシング界の個人スポンサー　飲食店などの個人営業主が多いが、小額ゆえに契約金額は公表されないケースが多い。亀田３兄弟の高額スポンサーが有名で、長男・興毅は０５年に大手パチンコメーカーの京楽産業と推定３０００～５０００万円の１年契約。また、０６年に試合中にかつらが外れる前代未聞の珍事を起こした“かつらボクサー”小口雅之（当時・草加有沢）は、１試合につき２０万円のかつらを個人スポンサーから支給されていた。