◇…スポーツ報知の購読申し込みは、フリーダイヤル 0120-16-4341(イロ ヨミヨイ) まで…◇
◇…過去の記事は、ご使用のプロバイダのデータベース・サービスをご利用ください。…◇
日本ハムの大谷翔平投手(19)が、投手としては19日のオールスターゲーム第1戦(札幌D)で復帰することが12日、分かった。11日楽天戦前の練習で打球が顔面を直撃。右頬骨不全骨折と診断されたが、この日は患部に腫れもなく、チームに帯同して札幌帰り。「大丈夫だと思う」と軽症を強調した。ロッテ戦にはベンチ入りせずに静養したが、野手としては最短で14日のロッテ戦でカムバックする。
札幌に移動するため仙台空港に現れた大谷の顔は、すっきりしていた。「食べるときはちょっと痛いですけど。寝るときは大丈夫でした」。1週間後に迫った球宴について問われると、語気を強めた。「全然、大丈夫だと思います」。ほお骨にヒビは入ったが、出場の意志は揺るぎなかった。
全パの指揮を執る栗山監督の思いも同じだ。「見極めないといけない。無理をさせるところではない」と慎重な姿勢を見せながら「1イニング投げさせる。多分、大丈夫だと思う」と、球宴第1戦の登板方針に変わりがないことを示唆した。予定していた15日の西武戦(札幌D)の先発を回避し、本拠地での夢舞台を復帰マウンドに見据えた。さらに「短いイニングを投げると、違うことが起こる」と、2年目のダルビッシュのように、通常の先発と違うマウンドでの“覚醒”にも期待を寄せた。
札幌へ移動後、指揮官は球場内で大谷と会談。患部などの状態を確認する一方で、今回のアクシデントについて、おきゅうを据えたという。「(大谷を)叱った。俺も悪いけど、お前も悪い。気をつけないと、みんなに迷惑がかかる。(打球を放った)二岡とか先輩も気にする」と、注意した。
会談後、大谷は札幌市内の選手寮に戻り、静養した。横田チーフトレーナーは「昨日より腫れは引いている。(3日間安静の診断より)ちょっと早く動けるかな」と、野手として、最短で14日のロッテ戦での復帰を示唆した。「100%、僕の責任。打球を見てなかった」と反省しながらも「今でも動けると思う」と力を込めた黄金ルーキー。二刀流再始動へ、心は折れない。
◆ダルビッシュの救援 2年目の最終戦06年9月27日のソフトバンク戦(札幌D)に、1点リードの6回からプロ初救援。中3日で2回を1安打3奪三振で無失点。当時プロ最速タイの150キロをマーク。シーズン1位通過を決め、44年ぶりの日本一につなげた。
(2013年7月13日06時00分 スポーツ報知)
国内最大規模の携帯ニュースサイト。スポーツニュース速報のほか、旬の社会、芸能ニュースも満載。月額84円(税込)
巨人軍公式サイト。待ち受け画像や注目の選手情報など、シーズンオフも必見。「NEWS読売・報知」の全コンテンツも利用できて月額210円(税込)!
翌日朝掲載の釣果情報を当日夜に配信。厳選した指定船宿と協力店からの正確な情報や、船宿の自慢料理・仕掛けなど、実用的なメニューもご用意。月額210円(税込)
携帯初の競輪予想情報。グランプリやダービーはもちろん、関東・南関東を中心に各レースを徹底予測。月額210円(税込)