1: yomiφ ★ 2013/07/07(日) 01:33:28.49 ID:???
知性がない人は、本も読まず、出世もできない──。
読書習慣に関する調査結果からは、40代になっても年収500万円どまりの人と、上にいく人の決定的な違いが見えてきた。
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本を読む量に比例して、年収は増えるのだろうか。
プレジデント編集部が独自に行った年収別の読書傾向調査は、読書と年収に明らかな相関関係があることを示している。
むろん、読んだら稼げるようになるという因果関係は証明できない。しかし、データが語りかけてくる事実はあまりにも残酷だ。
調査は、1002人のビジネスマンを対象に行い、年収500万、800万、1500万それぞれ334人ずつから回答を得た。
年収によって若干年齢層に偏りがあり、500万と800万のボリュームゾーンは40代、1500万は50代が中心である。
回答者の属性をおおまかに言うと、500万は一般社員、800万は課長・係長クラス、1500万は部長以上に
医師、弁護士、会計士などのいわゆる「士族」が少数混じっている。
以下、投資コンサルティング会社インスパイアのファウンダーにして社団法人HONZを率いる読書界の鬼才、成毛眞氏、
そして幾多のベストセラーを世に送り出してきたエリエス・ブック・コンサルティングの代表にして、メールマガジン「ビジネスブックマラソン」の筆者、土井英司氏
のおふたりによる的確かつ辛辣なコメントをいただきながら、読書と年収の赤裸々な関係を見ていくことにしよう。
読者はすぐさま本屋へ走るか出世を諦めるか、いずれかの選択を迫られることになるだろう。
■ファンタジーに逃げる“下流”の人々
【土井英司】まずは「この1年間に読んで役に立った本」から見ていきたいと思います。
1500万の人を見ると『デフレの正体』『日本中枢の崩壊』などを読んでいて、社会、経済の全体像を捉えようとする姿勢がよく出ています。
かなり、マクロな視野を持っていますね。さらに『ローマ人の物語』『三国志』などの
歴史物も入っていて、国家規模の話に興味があることがわかります。
http://president.jp/mwimgs/1/7/-/img_179fe4878551efb620fe7749067e3fb665278.jpg
一方の500万の人は「日経トレンディ」や「あるじゃん」などを読んでいて、1消費者の視点が強いですね。
【成毛眞】僕は、1500万の人は刺激のない本を読んでると思うな。『三国志』なんてモロにおじさんの読み物だし、
『7つの習慣』なんて日本では1996年に出版された本だからね。10年以上前の本を挙げてくるセンスって、よくわからない。
僕がいいと思うのは、むしろ800万の人。『もしドラ』を読んで触発されて、ドラッカー本人の著作を読んでいる。
いかにも大企業でがんばってる企業戦士の読書という気がするね。『坂の上の雲』もマイケル・サンデルもテレビの影響でしょう。
こういう刺激の受け方って、悪くない。本はミーハーな読み方をしたほうがいいというのが
僕の持論です。ビジネスチャンスになる旬な情報を捕まえるのは、常にミーハー精神だからね。

【土井】500万の人は明らかにファンタジー、エンタメ中心です。
『ONE PIECE』なんて漫画は思い切りファンタジーです。

【成毛】そもそも知的な人間は漫画なんて読まないよ。
海外企業のマネジメントなんて、漫画本の表紙すら見たことないだろうねぇ。
【土井】『海賊の経済学』(ピーター・T・リーソン)という大変面白い本がありますが、
この本によると海賊の社会は極めて平等な社会です。そうした社会に憧れるのは、
ある意味、厭世的な姿勢だといえます。
1500万の人が『ウォール街のランダム・ウォーカー』を読んで、ものごとは確率で
決まるという冷徹な現状認識を仕入れているのとは大変な違いです。
上流は世の中を動かす法則や権力者の意図、そして政治に強い関心がありますね。
苦境の時代こそ、現実を見据え、現実を変えていこうとしている。
一方で、500万の人はファンタジーに逃げているように見えます。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130706-00009833-president-bus_all
読書習慣に関する調査結果からは、40代になっても年収500万円どまりの人と、上にいく人の決定的な違いが見えてきた。
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本を読む量に比例して、年収は増えるのだろうか。
プレジデント編集部が独自に行った年収別の読書傾向調査は、読書と年収に明らかな相関関係があることを示している。
むろん、読んだら稼げるようになるという因果関係は証明できない。しかし、データが語りかけてくる事実はあまりにも残酷だ。
調査は、1002人のビジネスマンを対象に行い、年収500万、800万、1500万それぞれ334人ずつから回答を得た。
年収によって若干年齢層に偏りがあり、500万と800万のボリュームゾーンは40代、1500万は50代が中心である。
回答者の属性をおおまかに言うと、500万は一般社員、800万は課長・係長クラス、1500万は部長以上に
医師、弁護士、会計士などのいわゆる「士族」が少数混じっている。
以下、投資コンサルティング会社インスパイアのファウンダーにして社団法人HONZを率いる読書界の鬼才、成毛眞氏、
そして幾多のベストセラーを世に送り出してきたエリエス・ブック・コンサルティングの代表にして、メールマガジン「ビジネスブックマラソン」の筆者、土井英司氏
のおふたりによる的確かつ辛辣なコメントをいただきながら、読書と年収の赤裸々な関係を見ていくことにしよう。
読者はすぐさま本屋へ走るか出世を諦めるか、いずれかの選択を迫られることになるだろう。
■ファンタジーに逃げる“下流”の人々
【土井英司】まずは「この1年間に読んで役に立った本」から見ていきたいと思います。
1500万の人を見ると『デフレの正体』『日本中枢の崩壊』などを読んでいて、社会、経済の全体像を捉えようとする姿勢がよく出ています。
かなり、マクロな視野を持っていますね。さらに『ローマ人の物語』『三国志』などの
歴史物も入っていて、国家規模の話に興味があることがわかります。
http://president.jp/mwimgs/1/7/-/img_179fe4878551efb620fe7749067e3fb665278.jpg
一方の500万の人は「日経トレンディ」や「あるじゃん」などを読んでいて、1消費者の視点が強いですね。
【成毛眞】僕は、1500万の人は刺激のない本を読んでると思うな。『三国志』なんてモロにおじさんの読み物だし、
『7つの習慣』なんて日本では1996年に出版された本だからね。10年以上前の本を挙げてくるセンスって、よくわからない。
僕がいいと思うのは、むしろ800万の人。『もしドラ』を読んで触発されて、ドラッカー本人の著作を読んでいる。
いかにも大企業でがんばってる企業戦士の読書という気がするね。『坂の上の雲』もマイケル・サンデルもテレビの影響でしょう。
こういう刺激の受け方って、悪くない。本はミーハーな読み方をしたほうがいいというのが
僕の持論です。ビジネスチャンスになる旬な情報を捕まえるのは、常にミーハー精神だからね。
【土井】500万の人は明らかにファンタジー、エンタメ中心です。
『ONE PIECE』なんて漫画は思い切りファンタジーです。
【成毛】そもそも知的な人間は漫画なんて読まないよ。
海外企業のマネジメントなんて、漫画本の表紙すら見たことないだろうねぇ。
【土井】『海賊の経済学』(ピーター・T・リーソン)という大変面白い本がありますが、
この本によると海賊の社会は極めて平等な社会です。そうした社会に憧れるのは、
ある意味、厭世的な姿勢だといえます。
1500万の人が『ウォール街のランダム・ウォーカー』を読んで、ものごとは確率で
決まるという冷徹な現状認識を仕入れているのとは大変な違いです。
上流は世の中を動かす法則や権力者の意図、そして政治に強い関心がありますね。
苦境の時代こそ、現実を見据え、現実を変えていこうとしている。
一方で、500万の人はファンタジーに逃げているように見えます。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130706-00009833-president-bus_all
3: なまえないよぉ~ 2013/07/07(日) 01:38:42.52 ID:GmcZ8Eoc
馬鹿にして終わりとは随分座りのいいジャーナリズムだな