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TPP交渉会合で日本の主張説明へ
7月13日 11時41分

TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉会合が今月15日から開かれ、初めて交渉に参加する日本は、特許や著作権のルールづくりを話し合う部会などに出席し、日本の主張を説明するとともに交渉全体の把握を急ぐことにしています。

18回目のTPPの交渉会合は、今月15日から25日までマレーシアで開かれ、日本はアメリカの国内手続きが終わる終盤の23日午後から参加できるようになる見通しです。
交渉は21分野について24の作業部会に分かれて行われていて、日本は交渉全体について議論する「首席交渉官会合」に加えて、「知的財産」や「投資」など23日以降にも開かれる7つ程度の作業部会に出席できる見通しです。
焦点になっている関税撤廃を目指す「物品市場アクセス」の部会は日本が参加する23日以前にマレーシアでの議論は終わっている見通しですが、24日から予定されている日本のための協議の場などで主張を展開することにしています。
TPP交渉は年内の合意を目指すとされており、遅れて参加する日本としては今後、主張をどのように反映させるのか検討を急ぐことにしています。
また、日本はアメリカから交渉参加の同意を得るにあたって日米両国での協議をTPPと同時並行で進めることで合意していて、来月にも1回目の協議を開き、自動車の安全基準などについて議論を始めることにしています。

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