Updated: Tokyo  2013/07/13 13:35  |  New York  2013/07/13 00:35  |  London  2013/07/13 05:35
 

中国株:反落、指導部が低成長を容認との見方-資源株安い

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  7月12日(ブルームバーグ):中国株式相場は反落。上海総合指数は週間ベースで2カ月ぶりの大幅上昇となっていたが、上げ幅を縮小した。中国指導部が従来示唆してきたより低い経済成長率を容認するとの懸念が広がった。

中国民生銀行 (600016 CH)は3.6%安。石炭生産の中国神華能源(601088 CH)は2.9%安。銅生産の江西銅業(600362 CH)は4.2%下げた。楼継偉財政相が中国の成長率は6.5%でも大きな問題にはならないと発言した。不動産株も軟調で、保利房地産集団(600048 CH)は3.6%安。

中原証券の李俊ストラテジスト(上海在勤)は「中国指導部は構造改革のためには景気減速は避けられないことを認識している」と指摘。「相場は今週大幅に上昇したので、ある程度の調整や利益確定売りも仕方ない」と述べた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動している上海総合指数 は前日比33.51ポイント(1.6%)安の2039.49。週間では1.6%高と、5月10日終了週以来の大幅上昇となった。上海、深圳両証取のA株に連動するCSI300指数は前日比2.2%安の2275.37。

原題:China’s Stocks Drop on Economic Concerns, Paring WeeklyRally(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:上海 Zhang Shidong szhang5@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Michael Patterson mpatterson10@bloomberg.net

更新日時: 2013/07/12 17:23 JST

 
 
 
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