独ダイムラー:4-6月は増益、EADS株売却が寄与
7月12日(ブルームバーグ):世界3位の高級車メーカー、ドイツのダイムラー の4-6月(第2四半期)決算は利益がアナリスト予想を上回った。エアバス の親会社である航空宇宙・防衛関連企業EADSの保有株式を全て売却したことが寄与した。
12日のダイムラー発表によると、利払い・税引き前利益(EBIT)は52億ユーロ(約6740億円)。前年同期のEBITは22億4000万ユーロだった。ブルームバーグがまとめたアナリスト6人の予想 平均は33億1000万ユーロ。同社の株価は急伸し、ほぼ2年ぶりの高値をつけた。
ダイムラーは4月、自動車事業に注力するためEADSの保有株を売却した。売却益は32億ユーロで、売却前の予想を19%上回った。
原題:Daimler Second-Quarter Profit Jumps on Increase in EADSGain (1)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:フランクフルト Christoph Rauwald crauwald@bloomberg.net
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更新日時: 2013/07/12 23:51 JSTニュース一覧
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