フィラデルフィア連銀総裁:緩和縮小、9月に開始を
7月12日(ブルームバーグ):フィラデルフィア連銀のプロッサー総裁は、金融当局が続けている月間850億ドルの債券購入を9月には縮小し始め、年末までに終了するべきだとの見解を述べた。
プロッサー総裁は12日、ワイオミング州ジャクソンホールでブルームバーグのインタビューに応じ、「一気に行動することは望まないが、早急に縮小を始めるべきだと考えている。年末までには終了したい」と述べ、「経済にとって健全な措置だ。漸進的に進めればよい」と続けた。
バーナンキ連邦準備制度理事会(FRB)議長は先月、米連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で、景気動向が予測に沿っている場合には年内にも量的緩和を縮小させ始め、2014年年央には終了する可能性があると述べた。プロッサー総裁は今年、FOMCでの議決権を持たない。同総裁はこれまでにも繰り返し、追加緩和に反対を表明してきた。
原題:Fed’s Plosser Calls for Tapering of QE to Begin inSeptember(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:サンフランシスコ Aki Ito aito16@bloomberg.net
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更新日時: 2013/07/13 03:10 JSTニュース一覧
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