B787型機から出火、英ヒースロー空港-ボーイング株大幅
7月12日(ブルームバーグ):英ロンドンのヒースロー空港でエチオピア航空運航の旅客機ボーイング 「787」(ドリームライナー)から出火し、滑走路が一時閉鎖された。米株式市場ではボーイング株がここ約2年で最大の下げとなった。
テレビでは同機に泡状の難燃剤が吹き付けられる様子が映し出された。搭乗者はおらず、負傷者は出ていない。787をめぐっては、今年に入りバッテリーに関連した出火が複数回起きている。
同空港では約1時間にわたり離着陸が停止。その後再開されたが、運航には大きな遅れが出ている。ヒースロー空港の運営会社はツイッターで、出火原因は現在のところ不明と説明している。一方、ボーイングは専門家チームを現場に派遣したことを明らかにした。
ボーイング株 は一時7.4%安と、2011年8月10日以降で最大の下げとなった。米東部時間午後1時11分時点では5.6%安となっている。
原題:Boeing Dreamliner Fire Disrupts Flights at London’sHeathrow Hub(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ロンドン Robert Wall rwall6@bloomberg.net
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更新日時: 2013/07/13 03:44 JSTニュース一覧
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