2013.7.13 05:03(2/2ページ)

鳥谷打に続いた!阪神、主軸で3連続打点

1回、適時打を放つ阪神・鳥谷=甲子園球場(撮影・岡田亮二)

1回、適時打を放つ阪神・鳥谷=甲子園球場(撮影・岡田亮二)【拡大】

 球団史上初の沖縄開催となった7月9、10日の中日戦(沖セル)だった。鳥谷は那覇市内の宿舎から、チームバス出発よりも1時間早く関本とタクシーに乗り込み球場へと向かった。今春に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも早朝からウエートトレをしていたことや甲子園でも早出を積極的に行うことでも有名だが、練習の虫は、南国でも不変だ。

 マートンも鳥谷に続いた。暴投を挟んでの一回無死二、三塁。図ったかのように右前へ。「チーム一丸で攻めた。いい流れに乗れた。得点に結びつけられてよかった」と同点打を喜んだ。さらに、5番・新井が一、三塁から右犠飛。「追い込まれていましたが、うまく対応できました」。鳥谷が一回に適時打を放てば今季7戦全勝。クリーンアップの打点そろい踏みも6月12日の日本ハム戦以来、今季7戦全勝だ。2つの“神話”で3年ぶりの貯金「14」を呼んだ。

 和田監督は「クリーンアップの3人ともが打点をつけて理想的な攻撃ができた」と満足顔。球宴まで残り5試合。3人が打って、奇跡の11連勝締めや!! (阿部 祐亮)

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(紙面から)