連日30℃〜40℃という猛暑の中、負けじと暑い闘いをしているのが7月21日に行われる参議院選挙の立候補者とその陣営。私は政治活動には直接関わっておりませんが、友人の1人、ツルネン マルテイさんが国会議員(参議院議員)なので、選挙の際は彼の応援をしております。
フィンランドから日本に来て帰化した彼は、私の20年来の友人で、湯河原の町会議員をしている時、弊社から生ごみリサイクルの容器とボカシを使用してもらって以来、EM活用の有機農業の普及と環境浄化の推進という活動を通して交友を深めて来ました。
彼は、国会議員になった今でも、生ごみをリサイクルした醗酵肥料とEMを使っての家庭菜園で野菜の栽培をしております。そして、自前の野菜で作った玄米菜食の愛妻弁当を奥さんが毎日議員会館の事務所に届けているのは、有名です。
国会議員となってからは、超党派で「有機農業推進議員連盟」を組織し、事務局長として活躍し2006年に、「有機農業の推進に関する法律」を議員立法で提出、全会一致で成立させました。これで一躍有機農業に陽の目があたり、有機農業が一般にも知られるようになったのです。
そんな彼が、選挙用の事務所開きと出陣式を行いました。私は事務所開きに出席しました。彼の所属している党は、今や逆風でその点では大きなリスクを背負っております。
しかし、彼の支持者たちは人物本位で彼の人柄に惚れ、彼のライフワークである有機農業の推進を応援しているのです。また彼は、原発反対、TPP反対という態度も鮮明にしており、その点でも支持者からの共感を得ています。
もうひとつ、彼の人柄を表すこととして、彼は「先生」と呼ばれるのを嫌います。「自分は国民の代表であって先生ではない」というのが、彼の自論でありこの点も皆に支持される所以です。
青い目の国会議員であるツルネンさんが、日本人議員が成し遂げなかった有機農業推進法を成立した・・この事は、快挙であり、彼だから出来た事でしょう。彼には是非もう一期仕事をしてもらい、日本の農業の将来の土台を築いてもらいたいものです。