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2013-07

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山本太郎陣営内の中核派の動きについて

※はじめに このブログは公安情報収集の観点から、極左暴力集団の中核派について定点観測しています。山本太郎氏に対する落選運動ではありません。中核派は暴力革命を訴え、これまでいくつもの暴動やテロを実行しています。現在は武装闘争を一時的に取り止めていますが、中核派は暴力革命そのものを放棄したわけではありません。中核派だけではなく、極左暴力集団全般に対する国民の監視が必要です。

山本太郎陣営内の中核派の動きについて
1 NAZEN(中核派反原発団体)の動き

織田陽介(山本太郎陣営カンパ)

この写真はツイッターから入手したものである。
時間については不明、場所は新宿駅前、写真に写っている男性はNAZEN事務局長の織田陽介だ
織田が「7.21参議院選2013カンパ箱」と書かれた白い箱をを持って、山本太郎のボランティアをしている。
(東京都選挙管理委員会に選挙期間中のカンパについて問い合わせたところ、担当者は「一般論として、そもそも政治資金については額面が小さくても名前、住所、職業について明確なものでなければならない。そのため募金箱のようなものに不特定多数の人が、政治活動に対する匿名の寄付をする行為については、政治資金として認められない。」という回答があった。)

NAZENはブログで以下のように山本太郎に対する支持を訴えている。

【事務局からの訴え】山本太郎さんを応援します!なにがなんでも全原発廃炉! 7・11NAZEN東京集会に参加を☆
http://blog.nazen.info/
 山本太郎さんを全力で応援します!

「昨年衆院選で山本太郎氏が立候補した杉並では、有権者46万人のうち7万人が山本氏への投票として反原発の意思を示しました。その多くは子どもをかかえてデモに参加するのが大変な若いお母さんやお父さんであり、夜中まで働かされている非正規の若者たちでした。「反原発デモは下火になった」などというのはマスコミのデマでしかありません。原発と放射能への不安と怒りはますます高まっています。山本太郎氏(東京選挙区)を先頭とした反原発選挙で、再稼働をもくろむ安倍政権や財界に目にものみせてやろう。

NAZENのブログには、新宿駅前や渋谷駅前における山本太郎の選挙活動を写した写真がアップされている。NAZENの関係者が山本のボランティアとして参加しているのは間違いない。


2 全国労働組合交流センター(中核派中央労働団体)の動き
下記URLは〈労組交流センター東京地方協議会・内部討議資料(PDF)〉である。
https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&ved=0CCkQFjAA&url=http%3A%2F%2Fwww.geocities.jp%2Ftoukyoujititai%2Ftarou1.pdf&ei=Zx3gUfupM4qGlAWxtoHwBA&usg=AFQjCNHpTB6fqB80x_lb3TxOTe1BYqKDaA

参議院選100万決起ニュース(2013.7.8 第1号)
「参院選が始まりました。投票日は7月21日。7月4日の告示日では、東京都内各所で「ポスター貼り1番乗り!」の報告が入っています。集まったボランティアは千人以上。他候補は、ほとんどが請負業者に頼んでおり、その相場は700万円だとか。手弁当で東京・関東近県、全国から駆けつけた人たちみんなの熱い思いが、初日の朝から爆発です。さらに、新宿駅西口での第一声から始まった山本太郎さんの連日の街頭演説会は、既成政党をおしのけてものすごいフィーバー状態に。どんな困難ものりこえて行動する太郎さんの生き様はみんなのお手本。「ボランティアになりたい」「いっしょに動きたい」と名乗り出る青年がどんどん増えています。議会を、カネと利権、しがらみにまみれた出来合いの政治家たちに独占されてたまるか。カネより命だ! 参院選が、未来をかけた私たち一人ひとりの強い意思を示す場となりました。今度の選挙戦は、原発とTPP、貧困と大失業、改憲に突き進む安倍政権を揺るがし打ち倒す闘い。原発をいったん全部止めさせた昨年の官邸・国会正門前20万人デモを超える100万人の決起を実現する闘いです。労働組合の闘いが決定的です。すでに全労協は山本太郎さんの支持を決めました。6日のビラまきでは、国労の組合員の人が、「俺も周りに声をかけているんだよ」と教えてくれました。情勢全体を押し上げ、闘う労働組合を再生する大きな力となる闘いです。」

なるほど、山本太郎の選挙ポスターが東京都内の掲示板に張られている理由がよく分かった。山本は組織力のないタレント候補者のように見えるが、ボランティアとして参加している反原発団体、労組交流センターや全労協といった労組関係者によって選挙ポスターが貼られていたようだ。もちろんボランティアであるから無償である。しかし、中核派が傘下団体を総動員して山本を応援する理由は、間違いなく組織の拡大につなげる意図があるのは間違いない。

3 中核派全学連の動き

これもツイッターからの拾い物である。
https://twitter.com/_shabadaba/status/355562835255889920/photo/1
全学連 山本支援

全学連のウェブサイトには山本支援の記事はなかったが、このようなビラを配布しているようだ。もちろん選挙期間中は、立候補者の顔写真や名前の入ったビラを勝手にばら撒くのは違反である。

4 都政を革新する会(中核派の地域政党)
中核派の地域政党である「都政を革新する会」は杉並区に拠点を持つ。代表は元都議の長谷川英憲、事務局長の北島邦彦は中核派の構成員であり、杉並区選出の元区議会議員である。ちなみに北島邦彦は1985年の国電同時多発ゲリラ事件で逮捕され懲役6年の実刑判決を受けた人物だ。

(参考)2005年に北島邦彦が逮捕された時の記事
http://web.archive.org/web/20050806012156/http://www.asahi.com/national/update/0804/TKY200508040230.html

(参考)中核派による1985年の国電同時多発ゲリラ事件
http://www.youtube.com/watch?v=fZkG9kmeA-E

参院選東京選挙区 山本太郎さんを支持します
http://www.tokakushin.org/wp/?p=2260
「都政を革新する会は山本太郎さんの参議院選挙への立候補を心から支持し、山本太郎さんの勝利のために全力を尽くします。」

北島邦彦もほかの中核派構成員と同様に山本太郎のボランティアに入っている。
選挙ボランティアな一日
http://blog.goo.ne.jp/kjmirai2009/e/5d281bcc1d9d51157c3e565b4a405dd6

この北島のブログを読んでいて面白い内容の記事を見つけた。
「市民」って何ですか?
http://blog.goo.ne.jp/kjmirai2009/e/ee6dc9eb9104a2916f89f365b86770e4
「ある地方議員のブログに書いてあったそうですが、山本太郎選対は「市民の党」が中心を固めており、市民運動の出る幕がないので、山本太郎さんは推薦するにとどめて、民主党から公認を取り消された大河原候補を支援するというのです。
「市民運動」って何なんですかね?選対の中心がどの党派かなんて気にする「市民」なんて、とても“党派的”な感覚だと思うんですがね。私が知るかぎりでは、山本太郎さんのポスターを貼ったり、法定ビラに証紙を貼ったり、電話かけをしている「市民」は、そんなこと全然気にしていないですよ。ただただ山本太郎当選を願って、できるかぎりの支援活動をやっているだけで、選対の中心が何々派かなんて考えてもいないんじゃないかな。「市民」を強調する人たちの狭さを、情けないほどよく表わしています。」

あの「市民の党」が山本太郎の選挙対策本部に入っているとのことだ。市民の党と言えば菅直人政権で大問題になった政党である。

「市民の党の機関紙は、1988年に北朝鮮にいた田宮高麿のインタビュー記事を掲載、2011年4月の三鷹市議選候補として、田宮高麿と森順子(松本薫・石岡亮両名を欧州で拉致)を父母とする、森大志を擁立している。菅直人事務所と菅直人代表・民主党東京都連は2007年-2009年の3年間に、「市民の党」の「派生団体」である「政権交代をめざす市民の会」に6850万円の献金をした。」
詳しくは下記URLを参照
http://akiz-e.iza.ne.jp/blog/entry/2449242/

市民の党の井上さくら(横浜市議)のツイッターには選挙公示後は、山本太郎を支援するつぶやきばかりである。
https://twitter.com/sakuraline

同じく市民の党の山本ひとみ(武蔵野市議)のツイッターは、より具体的な選挙事務所における作業が書かれている。

https://twitter.com/hitomi_yamamot

さらに山本ひとみ武蔵野市議のブログ
東京選挙区は無所属・山本太郎さんを応援します!
http://yhitomi815.blog.fc2.com/blog-entry-177.html
「参議院選挙が、本日始まりました。
 私は、東京選挙区は無所属で立候補した俳優の山本太郎さんを応援します。
 太郎さんは、政党・団体の推薦を受けず、市民の力でこの大きな選挙区でたたかいます。
   *被曝させない
   *TPPに入らない
   *飢えさせない
 が主張の柱です。
 今日は、14000ヶ所の掲示板へのポスター貼りをボランティアがフル稼働でがんばっています。次々に、貼ったよという写真がネット上にアップされています。東京都はもちろん、千葉・埼玉・神奈川・栃木・新潟・愛知県など遠くから駆けつけた方も。
 この力で、100万票突破をめざし、最後までがんばります。
 ぜひ、ボランティアに参加してください。事務所は朝9時から夜9時まで開いています。わたしもほぼ連日事務所にいます。今はチラシへの証紙貼りに全力ですが、これからハガキ整理・電話かけもあります。
 東京都内のお知り合いの方がいれば、ぜひ選挙ハガキを書いてください。」

山本太郎を支援している組織は中核派だけではなかった。労組交流センターの資料には全労協という日本で3番目の中央労働団体が支援を表明しているという。また、市民の党という経験豊富な選挙プロ集団が選対本部に入っていた。市民の党は1999年の広島市長・秋葉忠利、2001年の千葉県知事・堂本暁子、2006年の滋賀県知事・嘉田由紀子、2007年の参議院議員・川田龍平らの選挙を「勝手に応援」して“結果として”すべて当選させている。
つまり、山本太郎の背後にいるのは新左翼の連合体であった。

山本太郎と中核派の関係についてのまとめ

中核派が山本太郎を機関誌・ウェブサイトにて支持を表明した。
前進第2590号
http://www.zenshin.org/f_zenshin/f_back_no13/f2590.htm
「この4カ月決戦に巨大な闘いが合流した。7月参議院議員選挙に山本太郎氏が東京選挙区で立候補する。「被曝させない」「TPP入らない」「飢えさせない」という山本太郎氏の主張(6・14立候補表明会見)は、労働者階級人民の率直な叫びである。それは原発輸出と再稼働、TPP交渉参加、解雇規制撤廃、賃下げ・大失業、そして憲法改悪を進める自民党=日帝・安倍政権と真っ向から激突する巨大な闘いとなる。革共同は震えるような感動と厳粛な決意をもって、この重大情勢に立ち向かい、新たな時代の選挙闘争として都政を革新する会を先頭に、山本太郎氏とともに参院選闘争に総決起する決意だ。

前進第2591号
http://www.zenshin.org/f_zenshin/f_back_no13/f2591sm.htm#a1_1
「7月4日公示された参院選は、東京100万人決起で安倍政権を打倒する決戦となった。原発再稼働とTPP、大失業攻撃と改憲に突き進む日帝・安倍への怒りを込めて、東京選挙区から立候補した山本太郎さんの必勝へ総力決起しよう。今こそ職場・学園・地域のあらゆる怒りと力をひとつにし、「1%の支配」を転覆するための全労働者階級人民の固い団結をつくり出して闘う時だ。この参院選と一体の闘いとして、7・11NAZEN東京集会を成功させ、さらに7・14三里塚全国集会に千葉市中央公園を埋め尽くす大決起をかちとろう。国鉄決戦の勝利と階級的労働運動の飛躍的前進へ突き進もう。」
yamamoto.jpg

JCASTニュース
山本太郎氏に中核派が支持表明 事務所は「ノーコメント」
http://www.j-cast.com/2013/07/09179003.html
「参院選東京選挙区から出馬している俳優の山本太郎氏(38)に、中核派(革命的共産主義者同盟全国委員会)が支援を表明している。2013年7月8日発売の機関紙「前進」では、
「原発再稼働とTPP、大失業攻撃と改憲に突き進む日帝・安倍への怒りを込めて、東京選挙区から立候補した山本太郎さんの必勝へ総力決起しよう」
との文面が掲載されている。
山本氏の選挙事務所は、
「誰が支持するかについて、いちいちコメントは持っておりません」
としている。」


週刊新潮7月18日号には「山本太郎全面支援を呼びかけた中核派機関誌の扇動記事」という記事が書かれている。記事の大まかな内容は「中核派が山本太郎を利用して党勢拡大を図っている。これに対して山本太郎側は中核派が勝手に応援しているだけだという。しかし山本側が明確に関係を否定しないのは、原発については中核派と同じような意見を持っているからではないだろうか。」という記事であった。
週刊新潮

このブログでは、以前山本太郎と中核派の関係について記事をアップした。

山本太郎とNAZEN(中核派)の関係
http://sakuragikoutarou.blog.fc2.com/blog-entry-13.html


中核派は山本太郎と何ら関係なく突然勝手に応援したというわけではない。山本太郎と中核派の関係についてまとめてみた。

①山本は中核派の反原発組織「NAZEN」呼びかけ人の1人である。
すべての原発いますぐなくそう!全国会議」(略称「な全」NAZEN)
http://nazen.info/index.php?d=yobikake
NAZENは2011年8月5日に結成した反原発団体である。
警察白書平成24年度版「中核派(党中央)は、労働運動を通じて組織拡大を図る「階級的労働運動路線」を推進しつつ、反原発闘争にも力を入れ、同年8月には、反原発闘争の推進主体として「すべての原発いますぐなくそう!全国会議」を立ち上げた。」と書かれている。
http://www.npa.go.jp/hakusyo/h24/honbun/index.html

②衆議院選挙で中核派が熱烈に山本を応援
山本太郎が衆議院選挙に杉並区で立候補したことを嗅ぎ付けた中核派は機関誌「前進」に写真つきで山本の選挙運動を掲載した。

「世界を変える時は今!」高円寺駅前に山本太郎さんと若者のエネルギー炸裂
http://www.zenshin-s.org/zenshin-s/sokuhou/2012/12/post-1833.html
山本太郎さん、沢田研二さんの演説に数千の聴衆が感動!
http://www.zenshin-s.org/zenshin-s/sokuhou/2012/12/post-1832.html
荻窪駅前はタロー旋風! 数千人の聴衆を前に沢田研二さんも応援演説
http://www.zenshin-s.org/zenshin-s/sokuhou/2012/12/post-1831.html
NAZEN杉並が阿佐ヶ谷デモ、駅頭宣伝中の山本候補に熱いエール!
http://www.zenshin-s.org/zenshin-s/sokuhou/2012/12/post-1830.html

杉並区は日本における反核運動発祥の地であり、中核派所属の都議と区議を選出するほど、革新派が強い土地柄である。前回の衆議院選挙ではタレントから反原発活動家に転身した山本太郎は、杉並区の東京8区から立候補した。単なる泡沫候補と予想されていたが、その結果は71,028票を獲得し、民主党の円より子を超えて二番手となった。
ここまで山本が票を伸ばした理由として、革新勢力が強い杉並区の土地柄にある。前回の衆議院選挙ではタレントから反原発活動家に転身した山本太郎は、杉並区の東京8区から立候補した。単なる泡沫候補と予想されていたが、その結果は71,028票を獲得し、民主党の円より子を超えて二番手となった。

ここまで山本が票を伸ばした理由として、革新勢力が強い杉並区の土地柄にある。
1中核派所属の都議と区議2名を選出した。
2その中核派所属の議員が活動する政治団体「都政を革新する会」があること。
3杉並区議会に最も近い場所には「杉並生活者ネットワークと」いうリベラル・フェミニストの地域政党が存在する。
4高円寺は松本哉が率いる「素人の乱」があり、大規模な反原発デモを行っている。
こうした革新政党や活動家だけではなく、反原発運動や反戦運動に共鳴しやすいアーティスト系の市民も多く住んでいる。おそらく山本はこの革新派が強い土地柄に目を付け、立候補したのであろう。

③NAZENの「3.1ビキニデー」に山本がビデオ出演
今年の3月1日にセシオン杉並でNAZEN杉並が呼びかけによる
「3・1ビキニデー 原発いらない杉並集会」が開かれた。
bikinide-_convert_20130219011800.jpg

会場では山本太郎と織田陽介(NAZEN事務局長・全学連元委員長)による第五福竜丸元乗組員へのインタビュー動画は放映された。
山本は「今年は参加できなかったけれど、来年の3.1ビキニデーには参加します」と宣言している。

④4月19日中核派学生組織が山本のトークショーを企画
4月19日、中核派の首都圏反原発学生会議が新入生歓迎企画として、山本太郎と山本の弁護を務める森川文人による「山本太郎さんと語ろう 4・19トークセッション」が行われた。
前進速報版
http://www.zenshin-s.org/zenshin-s/sokuhou/2013/04/post-1944.html
首都圏反原発学生会議

この首都圏反原発学生会議は中核派の拠点校である法政大学の学生が主体となっている。

⑤中核派HPで参議院選挙における山本太郎の支援を表明
前進第2590号
http://www.zenshin.org/f_zenshin/f_back_no13/f2590.htm
「この4カ月決戦に巨大な闘いが合流した。7月参議院議員選挙に山本太郎氏が東京選挙区で立候補する。「被曝させない」「TPP入らない」「飢えさせない」という山本太郎氏の主張(6・14立候補表明会見)は、労働者階級人民の率直な叫びである。それは原発輸出と再稼働、TPP交渉参加、解雇規制撤廃、賃下げ・大失業、そして憲法改悪を進める自民党=日帝・安倍政権と真っ向から激突する巨大な闘いとなる。革共同は震えるような感動と厳粛な決意をもって、この重大情勢に立ち向かい、新たな時代の選挙闘争として都政を革新する会を先頭に、山本太郎氏とともに参院選闘争に総決起する決意だ。

前進第2591号
http://www.zenshin.org/f_zenshin/f_back_no13/f2591sm.htm#a1_1
「7月4日公示された参院選は、東京100万人決起で安倍政権を打倒する決戦となった。原発再稼働とTPP、大失業攻撃と改憲に突き進む日帝・安倍への怒りを込めて、東京選挙区から立候補した山本太郎さんの必勝へ総力決起しよう。今こそ職場・学園・地域のあらゆる怒りと力をひとつにし、「1%の支配」を転覆するための全労働者階級人民の固い団結をつくり出して闘う時だ。この参院選と一体の闘いとして、7・11NAZEN東京集会を成功させ、さらに7・14三里塚全国集会に千葉市中央公園を埋め尽くす大決起をかちとろう。国鉄決戦の勝利と階級的労働運動の飛躍的前進へ突き進もう。」


まとめ
山本太郎に対する中核派による応援は前回の衆議院選挙からあった。また、山本太郎はNAZENの呼びかけ人となり、首都圏反原発学生会議といった中核派関係団体の集会に参加をしている。つまり、中核派の関連団体と山本には非常に密接な関係があった。
そして今回の参議院選挙では、中核派はウェブサイト上で写真入りで大きく「革共同は山本太郎さんを支援する」と書いた。そのことが以前から「反原発運動=中核派」という一面的な見方と、「山本太郎=中核派」というネット上の噂に火をつけてしまったのだ。
「はたして山本太郎は彼が関わってきたNAZENや首都圏反原発学生会議といった組織が中核派の傘下団体であるという認識はあったのか」ということが今後の焦点になる。山本が「反原発運動の同志であれば中核派のような極左過激派でも受け入れる」という認識であるならば、あまりにも中核派に対する認識が甘いといえるだろう。

中核派全学連の委員長であった織田陽介と山本太郎の写真が出回った時に、ネット上ではちょっとした騒動になった。推測であるが山本はこの時に中核派について認識をしていたのではないかと思う。
織田と山本

まるで兄弟だな・・・

八尾空港とオスプレイ

日本維新の会の橋本代表(大阪市長)と松井幹事長(大阪府知事)が大阪府の八尾空港に、在日米軍普天間基地に配備されたMV-22オスプレイの一部訓練を受け入れると政府に提案をしました。

橋下市長「大阪・八尾空港にオスプレイを」
http://news24.jp/articles/2013/06/06/04229995.html
 6日朝、安倍首相と会談した大阪市の橋下市長らは、現在沖縄県の普天間基地に配備されているアメリカ軍の新型輸送機「オスプレイ」の訓練の一部を、大阪の八尾空港で受け入れることを提案した。

 橋下市長と大阪府の松井知事は、6日午前9時40分から1時間、首相官邸で菅官房長官と会談、安倍首相も最後の20分間同席した。

 会談を終えた橋下市長は「オスプレイの訓練について、本州でしっかりとみんなで負担を分かち合うために、まずは八尾空港を検討のテーブルにあげてほしい」と述べた。

 八尾空港は、大阪府東部にある人口27万人の八尾市に位置する。日本では珍しい、交差する2本の滑走路を持ち、密集した住宅などに囲まれている。現在、定期路線の運航はなく、遊覧飛行用の小型機やヘリコプターなどの離着陸に使われている。

 垂直離着陸を特徴とするオスプレイについて、政府は、すでに配備されている沖縄県以外にも訓練を移し、負担を分散させたい考えだが、現在受け入れているのは、山口県の岩国基地のみとなっている。

 八尾空港でのオスプレイの訓練の実現性について、政府関係者は「訓練が物理的に可能か」という空港施設自体の適合性の他、地元の理解があるかが重要になるとしている。

 八尾市民からは6日、「『何でここに』というのも全くないまま、ここに勝手に決まったような感じがするので、説明が足りないですね」「協力したいような、したくないような気持ちです」といった声が聞かれた。

 また、八尾市の田中市長は「国が八尾空港の安全性、あるいは合理的な理屈も含めてあれば、八尾市としても全く否定するものでは当然ありませんし。ただ、その辺のことが全く何もない中で今回の発言が行われていることに対して、非常に遺憾だというふうに思っているので」と述べている。

 今回の橋下市長の提案について、沖縄県民からは「大阪に持っていったからといって、(オスプレイの問題が)解決するとは限らないと思うんですよ」「八尾の方が反対するんじゃないですか」「いいことじゃないですか。防衛のことは日本全国で受け持つべきです」という声が聞かれた

 橋下市長は「実現可能性は、僕らは正直そこまで専門的知識がないから精査していません。政府と米軍が判断するところだと思います。重要なのは『検討をスタートさせましょう』というところです」とも述べている。

 菅官房長官は「沖縄の基地負担の軽減は考えるべき」として歓迎し、政府として検討する考えを示している。




オスプレイの本土における低空飛行訓練そのものは既に実施されています。
オスプレイ低空飛行訓練ルート

今年の6月6日からオレンジルート(和歌山~四国)の訓練が始まりました。
その際に拠点となるのは岩国基地です。

本土で初の低空飛行訓練 米軍オスプレイ 四国各地で目撃(産経)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130306/plc13030618100016-n1.htm

オスプレイだけではありませんが、航空機の軍事訓練を行うには滑走路だけがあればよいというわけではありません。平時の訓練でも機体を整備するための資材、燃料の補給、隊員の食事や宿泊施設、施設の警備などなど、もちろん緊急事態に対処する能力も必要になります。
橋下・松井両氏は、八尾空港には陸自八尾駐屯地が併設しているため、八尾駐屯地を使用すれば訓練移転ができると考えているのかもしれません。(八尾駐屯地にはヘリ部隊の中部方面航空隊本部が所在しています)
防衛省は今後、在日米軍と八尾空港(実質は八尾駐屯地)での訓練が可能かどうか、調整に入ると思います。
しかしながら米軍側が「八尾空港周辺で訓練する意味はあるの?」と疑問符が付けられるのは間違いないでしょう。今回の「八尾訓練移転案」は政治案件であり、軍事的な目的があって提案されたわけではないのですから・・・


八尾空港における米海兵隊オスプレイの訓練移転は、軍事的な案件だけではなく政治的な案件を解決しなければなりません。
私が訓練移転に「これは必要だな」と考えていることを下に羅列しました。

①八尾市に対する説得
②八尾市民に対する説得
③八尾市周辺の自治体、市民に対する説得
④反対運動に屈しないこと
⑤訓練受け入れ自治体の八尾市と周辺自治体に対する基地対策費などの補助金の給付

これは「思いつき」や「選挙目的」で「はいそうですか」と進めることが出来る案件ではありません。
八尾訓練移転の実現は極めて難しいでしょう。
(そもそも大阪府知事と大阪市長が八尾市長の頭ごなしに訓練受け入れの話を進めること自体おかしいでしょ)

プライムニュースの慰安婦特集

先日のBSフジ・プライムニュースは慰安婦問題で強制連行の嘘を見破った秦郁彦さんが出演し、慰安婦側の売国奴いや失礼・・・れっきとした日弁連の弁護士を論破しました。

BSフジ「プライムニュース」6月5日放送内容のツイッターをまとめました。
http://togetter.com/li/514105


番組HP
http://www.bsfuji.tv/primenews/schedule/index.html

ニコニコ動画
① http://www.nicovideo.jp/watch/sm21048736
② http://www.nicovideo.jp/watch/sm21048752
③ http://www.nicovideo.jp/watch/sm21048767


『慰安婦問題深層に迫る 強制連行の有無を検証 河野談話の裏事情証言』
日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長の、いわゆる従軍慰安婦問題をめぐる発言が内外に波紋を広げている。
 5月13日、橋下氏が記者団に「当時は軍の規律維持のために慰安婦制度が必要だった」「沖縄に駐留するアメリカ軍の幹部に対し、風俗業を活用するよう促した」などと語ったことに対し、韓国や中国のみならずアメリカやロシアなどからも非難の声があがった。事態の広がりを受け橋下氏は5月27日、日本外国特派員協会での記者会見で、一部の発言について撤回し謝罪。一方で「誤報された」と釈明した。また、河野談話については「国家の意思として組織的に女性を人身売買した証拠はない」と改めて主張した。
 海外メディアの注目も集まる中、いわゆる従軍慰安婦問題について日本は自らの立場をどのように発信していくべきなのか。慰安婦に関する歴史認識について考える。
ゲスト
秦郁彦 現代史家
藍谷邦雄 弁護士 日本弁護士連合会日韓戦後処理問題共同行動特別部会長
萱野稔人 津田塾大学国際関係学科准教授
石原信雄 元内閣官房副長官(VTR出演)

なかなか面白い番組でした。
藍谷という慰安婦側の弁護士は「絵にかいたような売国奴」ですから分かりやすいので、ツイッター上でも批判が集中しました。しかし、一番悪質なのは萱野稔人です。萱野は「これまで保守派がアメリカの世論を慰安婦問題で説得できなかったのだから、もうこの問題で発言するな」という内容の発言を繰り返し、「慰安婦問題で日本側が『ほかの国も同じようなことをしているではないか』と発言しているから海外から批判が来る。まるでスピード違反した違反者が警官に『あの車もスピード違反しているじゃないか!』と訴えているようだ」と発言した。そして日本国内で政治家が慰安婦問題を正当化することは国益を損ね、間違った愛国心だと切り捨てた。

萱野は日本の保守派が慰安婦問題で日本を免罪しようとしているとの認識だが、これは“冤罪”だ。海外(特にアメリカ国内)では慰安婦問題が「日本軍による組織的・計画的・強制的に朝鮮人女性を性奴隷化した問題」と捉えられ、人道に関する罪=ナチスドイツのホロコーストと同じだと非難しているのだ。
慰安婦=性奴隷というホロコースト、これを認めるわけにはいかない。

言われもない罪を私たちの祖父や曾祖父に覆い被せ、日本軍に不名誉な罪を認めることが、果たして国益なのだろうか。
慰安婦は性奴隷ではない!戦地における募集広告に応募した娼婦、貧しい地域で親と女衒に騙された女性であり、日本人は「強制連行や性奴隷」はしていない!

沖縄メディアによる自衛隊差別(正論7月号を読んで)

今月の正論7月号
沖縄異常事態第二弾 重大資料発掘!地元メディア反日偏向報道の淵源
井上和彦
http://seiron-sankei.com/

seiron7gatugo.png

沖縄の地元メディアが極左のアジビラと化していることは皆様ご承知の通りだ。
琉球新報や沖縄タイムズに比べれば、あの朝日新聞が右に見えるほど、沖縄の新聞2紙は反戦反基地や戦前戦中の日本の歴史を批判する記事で、紙面が埋め尽くされている。今更、何が出てきても沖縄のメディアが赤く腐っていることに変わりはないだろうと、私は考えて読んでいた。
しかし、これは「驚愕のレポート」であった。
井上和彦さんが発掘した資料は「琉球新報社、沖縄タイムズ社、琉球朝日放送株式会社、株式会社ラジオ沖縄の4社が、それぞれの社の労働組合と交わした自衛隊を差別・排除する覚書あるいは協定」である。

以下正論7月号引用

実は、この証言の内容もさもありなんと思える文書を、筆者は複数のメディア関係者から入手した。琉球新報社、沖縄タイムス社、琉球放送株式会社、株式会社ラジオ沖縄の沖縄メディア4社が、それぞれの社の労働組合と交わした覚書あるいは協定である。以下、その内容を紹介する。なお、いずれの文書も、各社の当時の労働組合委員長と社長の署名が末尾に付されている。

≪琉球新報社≫
 琉球新報社と琉球新報労働組合は断交の合意に基づき次のとおり確認する。

 一、社は1974年2月那覇マラソンへの自衛隊参加をめぐって組合と取り交わした「社の事業には自衛隊ならびに自衛隊員は参加させない」と了解事項を再確認する。
 一、自衛隊が参加するおそれのある社の事業については参加資格の項に「自衛隊ならびに自衛隊員は参加できない」ことを明記する。
 一、本覚書を遵守する立場から社は、社内はもとより共催、協賛団体に対しても覚書の趣旨徹底をはかるものとする。(1975年11月6日)

≪沖縄タイムス社≫
 自衛隊ならびに自衛隊員の本社主催事業への参加問題について沖縄タイムス労働組合と沖縄タイムス社(以下会社とする)は、左記のように確認する。

 一、会社は、反戦平和の理念を明確にするため自社の主催する事業には原則として自衛隊ならびに自衛隊員は参加させない。
 一、会社の主催する事業だけでなく、共催、後援、協賛等の団体に対しても右記の趣旨の徹底を図るものとする。(1982年4月23日)

≪琉球放送≫
 琉球放送労働組合と琉球放送株式会社は、自衛隊問題について左記のとおり確認する。

 琉球放送株式会社は、マスコミが第二次世界大戦において日本軍部の大本営発表を報道し、戦争の加担者になってしまった忌まわしい過去への痛苦な反省の上に立って、恒久平和をめざし、戦争につながる一切のものに反対していく立場を明確にする為に「自社の主催行事等には自衛隊ならびに自衛隊員は参加させない」こととする。(1982年4月21日)

≪ラジオ沖縄≫
 民放労連ラジオ沖縄労働組合と株式会社ラジオ沖縄は、自衛隊問題に関し左記のとおり合意したので協定する。

 株式会社ラジオ沖縄は、マスコミが第二次世界大戦において日本軍部の大本営発表を報道し、戦争の加担者になってしまった忌まわしい過去への痛苦な反省の上に立って、恒久平和をめざし、戦争につながる一切のものに反対していく立場を明確にするために、「自社の主催行事等には自衛隊ならびに自衛隊員は参加させない」とする民放労連ラジオ沖縄労働組合の申し入れについて基本的に合意し、自社の主催行事等には自衛隊ならびに自衛隊員は参加させないこととする。(1982年4月23日)


 報道各社が、あろうことか自衛隊という国の機関の主催事業への参加を公然と拒否し、自衛隊員を堂々と差別する覚書を結んでいたというのだ。これが事実なら、法の下の平等を定めた日本国憲法14条、特に第1項(「すべて国民は、法の下の平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない」)に明確に違反している。

 筆者は編集部を通じて、上記4社に対して、
①この労使間協定・確認がかわされた経緯
②協定・確認事項に対する見解
③協定・確認は破棄されたのか
-について質問状を送った。

これに対し、琉球新報は総務部長名で「説明やコメント等は控えさせていただきます」と回答。沖縄タイムスは総務局長が「回答しません」とし、琉球放送は総務部の担当者が「事実関係の調査に時間がかかっていて、(編集部の要請)期限までに答えられない」とした。

一方、ラジオ沖縄は総務部幹部が「当時の社員がすでに辞めていて詳しいことは不明だが、協定の背景には、復帰後まだ10年しか経っていない当時の県民の反自衛隊・反戦感情があったようだ。協定は破棄されていないが、現在では空文化していると言える」とした。

以上引用終了

このような「明確な憲法違反」の協定や覚書を「琉球新報、沖縄タイムズ、琉球放送株式会社、株式会社ラジオ沖縄」は社の労働組合と締結していたことに、私は
「ああ・・・こいつら根っこから腐ってやがる」
と、怒りよりも侮蔑や軽蔑の感情しか浮かんでこなかった。
普段から「憲法を守れ!」と叫んでいる沖縄左翼メディアとその労組が、憲法14条第1項の平等権の違反を積極的に進めていることはブラックジョーク以外になんと表現すればいいのだろうか。(しかも文書まで作成して)

そうか!この沖縄メディア4社にとって「自衛官と米軍人には人権はない」という認識なのか!
だから井上さんのレポートにあるように、陸自第101不発弾処理隊による不発弾の処理では、だれが処理したのか分からないようなテレビニュースを報道し、沖縄タイムズでは東日本大震災で活躍した自衛隊・警察・消防の慰問イベントの記事には「警察・消防のみ」で自衛隊を外して記事を書いたのか!
そういえば最近、米空軍のF-15戦闘機が海上に落下した事故で琉球新報は、沖縄国公労の委員長が「なぜ自衛隊が米軍人を救助したのか?」という米軍人の命をゴミのようにしか思っていないクサレ左翼の発言を、何の批判も検証もなく掲載したのか。そうか、そうか。(普段は「命どぅ宝」と言ってるくせに)

以下琉球新報の記事引用

相次ぐ発着やまぬ爆音
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130530-00000012-ryu-oki
沖縄国公労の白石幸嗣委員長は「なぜわざわざ自衛隊が米軍を救助したのか。自衛隊が米軍に完全に組み込まれ、事故があれば自衛隊が米軍の救助部隊になるよう想定していたのではないか」と疑問を呈した。

以上

白石沖縄国公労委員長
(沖縄国公労の白石幸嗣委員長とは俺のことだーヒャッハー)

皆様に誤解しないでいただきたいのは、沖縄県民が全員「左翼イデオロギーに染まった反戦活動家」ではないということだ。むしろ沖縄県は本土よりもご皇室を愛する勤王の県民なのだ。平成24年11月18日(日) 豊かな海づくり

大会で沖縄をご訪問の天皇皇后両陛下を奉迎する、大提灯行列をご紹介しよう。

天皇陛下奉迎 ステージと大提灯パレード 沖縄 (高画質)
http://www.youtube.com/watch?v=yIOuAgqQC8Y
天皇陛下訪沖歓迎


天皇陛下訪沖提灯


沖縄で赤く腐っているのは地元メディアとその手先として活動する労働組合や左翼活動家たちであり、一般の沖縄県民ではない。赤く腐ったトマトのように腐臭を放つ地元メディア(特に琉球新報と沖縄タイムズ)による沖縄での言論支配を変えるためにも、多くの沖縄県民に正論7月号を購読していただきたい。

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桜木康太郎(仮)

Author:桜木康太郎(仮)
職業 とある会社のサラリーマン 副業 治安情報や軍事情報の収集と分析
画像は月岡芳年『芳年武者無類』(明治18年の作品)より 花見を楽しむ源義経と弁慶。
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