米ウェルズ・ファーゴ：19％増益、純利益は過去最高

　　７月12日（ブルームバーグ）：住宅金融で米最大手、ウェルズ ・ファーゴの４－６月（第２四半期）決算は利益が前年同期比で19％増加した。経費削減が寄与した。

12日の発表資料によると、純利益は過去最高の55億2000万ドル（約5470億円、１株当たり98セント）。前年同期は46億2000万ドル（同82セント）だった。ブルームバーグのアナリスト33人の予想平均 値は一部項目を除くベースで１株当たり93セント。

総収入はほぼ変わらずの214億ドル。一部のアナリストがコアパフォーマンスとみている税金・貸倒引当金を差し引く前の利益は３％増加して91億2000万ドルだった。純金利マージンは3.46％と、第１四半期の3.48％から低下した。

モーゲージバンキングの利益は３％減の28億ドル。このうち住宅ローン組成による利益は24億1000万ドル。前年同期から９％増加した。

インベストバンキングの手数料収入は５億3800万ドルと、前年同期から85％増加。トレーディング収入は26％増の３億3100万ドルだった。

原題：Wells Fargo Profit Rises 19% as Stumpf Renews Focus onExpenses（抜粋）

記事に関する記者への問い合わせ先：ｻﾝﾌﾗﾝｼｽｺ Dakin Campbell dcampbell27@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先：David Scheer dscheer@bloomberg.net;Christine Harper charper@bloomberg.net

更新日時: 2013/07/12 22:56 JST