広島商・ウィルソン152球も涙/広島大会
<高校野球広島大会:崇徳4-3広島商>◇12日◇1回戦◇マツダスタジアム
広島商の主戦イノセンシオ・ウィルソン投手(3年)の152球は報われなかった。カブス林昌勇(元ヤクルト)を意識したサイドスローから、緩急自在の投球で再三ピンチをしのいだが、延長13回2死二塁からサヨナラの左前適時打を許した。
フィリピン国籍の右腕は、首都マニラで幼少期を過ごし小学3年で来日。日本で出会った野球にのめり込み、「甲子園に一番近いと思った」と規律が厳しい古豪に進学した。だが、30度を超える母国のような灼熱(しゃくねつ)のマウンドで夢は絶たれた。「仲間と厳しい練習を頑張った3年間でした」と涙が止まらなかった。
[2013年7月12日21時33分]
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