インフィニット☆さやか (からすそ)
第1話
インフィニット☆マギカ
プロローグ 目覚め
――怖い――
――暗い――
――寒い――
――助けて――
あたしは、何度死んだ?
数々、頭の中に、様々な記憶がフラッシュバックする。
私は、あた、しは――――
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『一緒にいてやるよ、一人ぼっちは寂しいもんな』
その言葉を聴いた瞬間、心まで冷えきっている身体に、温かい光が包んで来た。
――嗚呼――
――温かい――
次の瞬間、私は自宅のベットで寝ていた。
何故――
と、手をついた時、手元に忌まわしきソウルジェムが置いてあった。
既に真っ黒である。
とりあえず、魔法が使えるかどうかを確かめるために、西洋剣を出す。
――チャキっ
出せる。
かなり魔力を込めたため、多少なりと濁る――かと思ったが、濁りを確認出来やしないくらい黒い。
元々その色のように変わらない。
ほむらが、時間遡行をしたから、自分も巻き込まれたのだろう。
だが、その場合あたしは魔女の姿でここにいる筈だ。
だから、魂と記憶だけ時間遡行したのだろう。
だから、ソウルジェムも一緒に来たのだろう。
たぶん、グリーフシードからソウルジェムに還元したから、色は黒で固定されたのだろう。
髪色も黒くなってる。
前の水色の髪色の面影がまるで無い。
――まあ、時間遡行したなら、あたしは剣の練習でもしようかな?
そう思って、私服に着替えて(何故かパジャマだったから)、外に出た。
そしたら――
「何、これ・・・・・・」
眼前には、あたしが知ってる見滝原では無く、
超近未来都市が、あたしの視界に入った。
そして――
「背が、縮んでるぅ!?」
幼体化ようです。
――何故だぁ!?
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