「速度維持装置に異常なし」7月12日 11時33分
アメリカ・サンフランシスコの空港で韓国の旅客機が着陸に失敗した事故で、機長が「旅客機の速度を維持する装置が設定どおりに稼働していなかった」と説明したのに対し、アメリカのNTSB=国家運輸安全委員会は装置に異常は認められなかったことを明らかにしました。
サンフランシスコ国際空港で6日、韓国のアシアナ航空のボーイング777型機が着陸に失敗した事故では、2人が死亡しました。
事故原因を巡っては、スピードを保つよう自動的にエンジン出力を調整する「オートスロットル」という装置について、機長が「設定どおりに稼働していなかった」と説明したことが焦点の1つとなっていました。
これについてアメリカのNTSBは11日の記者会見で、フライトレコーダーの分析を進めた結果、装置に異常は認められなかったことを明らかにしました。
また、機長は、およそ150メートルまで高度が下がったときに通常より低い高度で滑走路に進入していることに気付いたとしていますが、ボイスレコーダーの分析ではそこから高度およそ30メートル余りまで降下する間、高度を保つために必要な速度に関する発言は一切なかったということです。NTSBでは、空港での調査は一段落したとしていて、今後、フライトレコーダーなどの分析結果と機長らの聞き取り調査の内容を照らし合わせて、事故原因を慎重に調査する方針です。
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