Jにも忍び寄る八百長の脅威
2013年07月12日 16時00分
国際刑事警察機構(ICPO)と国際サッカー連盟(FIFA)が主催する八百長や汚職問題に対する講習会が9日、東京都内で開かれた。世界各国のサッカーの試合で八百長が続出。この防止策を中心に話し合われたが、なんとJリーグにも波及しかねないことも報告された。
FIFAのラルフ・ムシュケ安全部長は「これはグローバルな問題でサッカーの試合が賭博市場のターゲットになっている。今の日本には(八百長が)ないが、脅威は目前にある」と語った。すでにJリーグの試合も海外では賭けの対象にされており、EWS(早期警告システム)による「監視対象になっている」という。
今後も継続して防止策や対処法を話し合っていくが、本当にJリーグで八百長が起きる可能性はあるのか。
日本サッカー協会の関係者によれば「お金が絡むものなので下部リーグのJFLとか(来季発足の)J3とか…。狙われるとしたらそういうリーグの選手ではないか」
世界的にも八百長試合は、選手や審判のサラリーが低い国のリーグで起こりやすい。日本でも実質3部のJFLにはアマチュア選手が多く、プロでも年俸240万円という選手は少なくない。海外のブローカーが狙うのは、こうした選手や審判は“弱者”であり、日本でも例外ではないというわけだ。
欧州では八百長が疑われる試合が680件もあると指摘されており、会合には文部科学省や警視庁の担当者も参加した。日本サッカー協会の田中道博専務理事(55)は「世界の脅威を知らされた。対岸の火事ではなく、しっかりと議論の中に入っていく」と気を引き締めていた。
AKB峯岸みなみ連載「東スポ芸能」でスタート
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