スレイヤーズ呪文百科辞典
『魔法』とはなにか
- 魔法とは、本来この世界には存在しない力や法則を、呪文によってこの世界の因果を一部狂わせる事により産み出すものである。
- この世界での魔法の発動は、世界の裏表(どころか紙一重)の位置にある精神世界面(アストラル・サイド)に呪文によって干渉し、なにがしかの力を引き出しているわけである。
- 地水火風の精霊魔法は、それを物理的な力として具現させてから目標となるものにたたきつけ、精神系の術や黒魔術は、攻撃力の大半を具現させず、精神世界面から直接、相手の精神世界(アストラル)にたたきつけている。この攻撃力は、目標が生物でないならそのまま、生物ならその精神世界をずたずたに引き裂いてから残ったエネルギーが、この世界に具現する。(むろん、『烈閃槍』のように、精神世界だけに効果がとどまる術もある)
- なお、白魔法は精霊魔法の一種でしかない。この世界には、魔族の結界により神の力は届かないので、それらしいものを白魔法と呼んでいる。
[先頭へ][黒魔法][精霊魔法][白魔法][神族魔法]
黒魔法(※召喚魔法も含む)
- 塵化滅(アッシャーディスト)
- 魔力を相手に叩きつける術。その威力は、吸血鬼すらも一瞬にして塵と化すほどである。『黒妖陣』と似ているが、こちらは攻撃対象が単体であり、物体にも効果がある。
- 空(ヴォイド)
- デーモンと合成された魔力と、人としての魔道技術を合わせてはじめてできる術。空間を渡ることができる。
- 獣魔吠(ヴォル・ガ・ドゥーガ)
- 魔獣召還の呪文。同じ書きの呪文『獣魔吠(グ・ル・ディーバ)』があるが、まぁ読みが違うから(^^;
- 黒影夢(ヴン・ガ・ルイム)
- 黒獣人(シャドウ・ビースト)を召喚する術。『黒獣人』とは精神世界に住む低級魔獣で、相手にへばりついて気力を根こそぎ奪いとっていく。
- 魔竜烈火咆(ガーヴ・フレア)
- 手から火線を発する術。その火線は相手をどこまでも追い続け、飛竜(ワイバーン)すらも一撃でケシズミと化すほどの威力を持つ。
- 魔骸降来(ガイアグライズ)
- 魔法陣を用いてブラス・デーモンを呼び出す術。呼び出されたデーモンは、術者の命令にのみ従う。
- 雷竜降(ガイ=ラ=ドゥーガ)
- 雷撃竜(プラズマ・ドラゴン)を呼び出す術。ナーガが使用したが、無論、ナーガには雷撃竜のコントロールはできなかった(^^;
- 重破斬(ギガ・スレイブ)
- 魔王の中の魔王、金色の魔王(ロード・オブ・ナイトメア)の力を借り、闇(虚無)を生み出す術。その攻撃力は、黒魔術中最強の『竜破斬』をも凌ぐ。なお、術の制御に失敗すると、金色の魔王に体を乗っ取られてしまう。
- 虚霊障界(グームエオン)
- 精神世界面(アストラル・サイド)に干渉し、術者の周りに対魔法結界を張る。
- 獣魔吠(グ・ル・ディーバ)
- 召還呪文。レッサーデーモンを喚べる。
- 魔竜吠(グ・ル・ドゥーガ)
- 魔王竜――カタート山脈にしか生息しないほとんど伝説に近い竜――を召喚する術。
- 獣王牙操弾(ゼラス・ブリッド)
- 光の帯を生み出す術。『覇王雷撃陣』『冥王降魔陣』などと同等の攻撃力を持ち、なおかつ術者の思考で動きをコントロールできるため、人間にはかわすことも防ぎきることもほぼ不可能。
- 黒狼刃(ダーク・クロウ)
- 黒い羽虫の塊のような、輪郭の無い魔力弾を撃ち出す術。その魔力弾は、触れた物を消滅させる。
- 覇王雷撃陣(ダイナスト・ブラス)
- 稲妻が相手のまわり――破邪を司る五芒星の頂点位置に着弾し、そこから伸びた雷光が一気に相手に襲いかかる術。
- 覇王氷河烈(ダイナスト・ブレス)
- 魔をも凍らせる魔力の氷で相手を凍結し、その直後に氷の霧として崩壊させる術。アレンジを加えることによって、氷に封じ込めるだけにとどめることも可能。
- 海王槍破撃(ダルフ・ストラッシュ)
- 槍のような超高速の衝撃波を生み出し、対象を粉砕する術。同じ海王ダルフィンの力を借りた術『海王滅殺斬』とは違い、水がなくても使用できる。
- 海王滅殺斬(ダルフ・ゾーク)
- 水面から鋭利な水の刃を生み出し、相手を切り裂く術。
- 餓竜咬(ディスファング)
- 術者の影の中に影の竜を造りだす術。影の竜が相手の影を咬み裂くと、影のかまれた所と同じ場所に傷を負ってしまう。
- 竜破斬(ドラグ・スレイブ)
- この世界の魔王、赤眼の魔王(ルビーアイ)シャブラニグドゥの力を借りた攻撃魔法。攻撃力は黒魔術中最強で、小さな都市ならまるごと消し飛んでしまうほどの威力と広範囲をもっている。
- 郡霊覚醒呪(ネクロ・ヴード)
- 死体に低級霊を憑依させ、アンデットを作り出す術。ただ、ふつーのゾンビやスケルトンは単純ではっきりとした命令にしか従わないので注意。
- 破砕鞭(バルス・ロット)
- 手のひらから長大な光の帯を発生させる術。これは、手の動かし方次第で自由に動きをコントロールできる。
- 増幅術(ブースト)
- リナの持っている呪符(タリスマン)を用いて行う、魔力容量(キャパシティ)を増幅する術。呪符には”魔血玉”(デモンブラッド)が埋め込まれており、それぞれが、赤眼の魔王、闇を撒くもの(ダーク・スター)、蒼穹の王(カオティックブルー)、白霧(デス・フォッグ)――この世界の魔王と、他の世界の三体の魔王を表している。
- 黒妖陣(ブラスト・アッシュ)
- 命あるもの、意志あるものを黒い塵と滅してしまう術。効果範囲が広く、ある程度の耐魔能力を持った相手にも効く。物体には効果がないのも特徴。
- 黒魔波動(ブラスト・ウェイブ)
- 両手から魔力を放出し、触れている物を破壊する術。その威力は、壁に人ひとりが通れるほどの大穴を開ける程。
- 冥魔槍(ヘルブラスト)
- あらゆる生命体の活力を奪う、暗黒の槍を放つ術。『烈閃槍』の黒魔法版?
- 屍肉呪法(ラウグヌト・ルシャヴナ)
- 人間を一個の肉塊へと変えてしまう呪術。当然、人間にはこの術は使えない。なお、この呪法をかけられた者が死ねるのは、術者が滅びた時のみ、である。
- 冥王幻朧呪(ラグナ・ドライヴ)
- ゾンビを一体のみ呼び出す術。ただし、質(?)はいい。
- 冥王崩破陣(ラグナ・ブラスト)
- 相手の周囲、逆五芒の頂点にに闇の柱をふき上げ、そこから伸びた闇のプラズマで相手を攻撃する術。
- 神滅斬(ラグナ・ブレード)
- 闇を召喚し、刃と成す術。『重破斬』と同じく金色の魔王の力を借りた術であり、その破壊力は絶大。だが、使っている間じゅう魔力を食い続けるため、持続時間が短い。
- 魔王剣(ルビーアイ・ブレード)
- 赤眼の魔王の力を借りて、呪力を赤い剣にする術。
[先頭へ][黒魔法][精霊魔法][白魔法][神族魔法]
精霊魔法
- 氷の槍(アイシクル・ランス)
- 『炎の槍』の氷版。ファイアー・ドラゴン等に有効。
- 地霊咆雷陣(アーク・ブラス)
- 術者を中心に、かなりの広範囲(町の数区画ぐらい)の広さにわたって雷撃を撒き散らす術。まともにくらっても死ぬことはまずないが、確実に行動不能には陥る。
- 浄結水(アクア・クリエイト)
- 水を少し発生させるための術。本来は、旅先などで飲み水を調達するためのもの。
- 水気術(アクア・ブリーズ)
- 水中での呼吸を可能にする術。正確には、水そのものを呼吸できるようにしている。
- 魔皇霊斬(アストラル・ヴァイン)
- 魔力を剣にまとわりつかせる術。これにより、剣を介して魔力を直接相手に叩き込むことができる。
- 呪霊四王縛(アストラル・ブレイク)
- 目標に対し精神世界面から干渉し、その存在を消滅させる術。結果、相手は霧散してしまう。
- 獄炎招(アビスフレア)
- 魔力の炎を相手に解き放つ呪文。
- 封除(アンロック)
- 『封錠』のかかった扉を開く術。
- 夢幻覚(イリュージョン)
- 俗に言う幻術。術者の心の中に強く思い描かれたイメージを呪文によって増幅・具現し、相手の頭の中に送り込む。
- 『入れ食いの呪文』(仮名)
- リナのオリジナルの術。面白いように魚が釣れる。
- 氷魔轟(ヴァイス・フリーズ)
- 氷系最強の攻撃呪文。これと『烈火球』をぶつけると、ド派手な音と閃光とやたらと濃い煙が発生するだけで、破壊力そのものは相殺消滅する。
- 炎裂砲(ヴァイス・フレア)
- 『爆炎矢』の強化バージョン。この術を使えば、人が立って通れるくらいの穴を壁に開けられる。
- 爆炎矢(ヴァ・ル・フレア)
- 一見すると『炎の矢』と同じだが、目標に命中と同時に炸裂、凶悪な殺傷力を発揮する術。
- 氷窟蔦(ヴァン・レイル)
- 術者の手の触れている所を起点に、無数の氷の糸を這わせる術。この氷の糸に触れた相手は、触れたところから全身へと氷の糸に覆われていき、身動きがとれなくなる。
- 礫波動破(ヴィーガスガイア)
- 地精に干渉して、地面を通じて目標の場所を破壊する術。
- 隔幻話(ヴィジョン)
- 離れた場所に映像と声とを送る術。基本的には、二つの離れた場所にいる二人の魔導士が精神を同調させることにより行われる術だが、意識の同調というやつはそう簡単に出来るものではないので、各地の魔導士協会に『隔幻話』の力を増幅させる結界がある。
- 霊王結魔弾(ヴィスファランク)
- 『魔皇霊斬』を手に直接かけるような術。
- 封気結界呪(ウィンディ・シールド)
- 俗に言う『風の結界』をまとう術。
- 轟風弾(ウインド・ブリット)
- 風の衝撃波をいくつも放つ術で、要するに『炎の矢』や『氷の矢』の風バージョン。
- 霊呪法(ヴ=ヴライマ)
- 石人形(ゴーレム)を作製する術。
- 石霊呪(ヴ・レイワー)
- 地精に干渉して無数の岩を竜と化し、それに低級霊を憑依させ石人形とする術。
- 蓮獄火炎陣(ヴレイヴ・ハウル)
- 術者前方に広がるかなり広範囲の大地を、溶岩流のふき溜りと化す術。方向性があるため、術者後方にはまったく影響はない。
- 空断壁(エア・ヴァルム)
- 風系列の防御呪文で、『風の結界』を強力にしたもので自分や周囲の人間を包み込み身を守る。
- 風裂球(エアロボム)
- 術者の放った圧縮空気を任意の場所ではじけさせる術。相手の放った小技をふき散らす目的で開発された。
- 消化弾(エクスト・ボール)
- 消火のための術。それ以外には‥‥‥
- 烈閃咆(エルメキア・フレイム)
- 『烈閃槍』の強化版。やはり肉体にはダメージを与えないが、人間の精神ぐらいなら、いともあっさり破壊できる。
- 烈閃槍(エルメキア・ランス)
- 精神世界面から相手の活力を奪い、一時的に急激に衰弱させる術。魔族にも効く。
- 弦操呪牙(カオス・ストリング)
- 手から直接魔力を放出し、対象物をからめとる術。
- 霊王崩爆旋(ガルク・ルハード)
- 術者とそのまわりを中心に、相手の肉体と精神の双方にダメージを与える爆風を巻き起こす術。
- 『傀儡の術』
- 相手を自分の思うように操る術。思考が単純なタイプの生き物にはかなり効果的。普通は、一人の相手に対してのみで、ある程度の時間と、相手の身につけていた物を使わねばならない。
- 砕氷塵(グレイ・バスター)
- 辺り一帯の気温を急激に下降させ、その範囲内の相手を凍結させる術。なお、夏場になると魔道士達はこの術の威力をコントロールしてメントの内側で唱え、クーラーがわりに使用している。
- 爆術法(グレイボム)
- 対象者の足下を爆発させる術。むきだしの地面の場所でしか使用できない。
- 冥壊屍(ゴズ・ヴ・ロー)
- 地を這う黒い影を、相手に向かって放つ術。これが直撃すると精神世界面からのダメージを与えることができる。
- 水竜破(シーブラスト)
- 水面に大波を発生させ、相手にたたきつける術。
- 妖影縛(シャドウウェブ)
- 自分の影を使って行う『影縛り』。自分の影を触手のように伸ばし、それで相手の影を貫く。『影縛り』と違い、触手を一度にいくつも伸ばすことで複数の相手を一気に縛ることができる。
- 影縛り(シャドウ・スナップ)
- 相手の影にナイフ等を突き刺し、精神世界(アストラルサイド)から相手の動きを封じる術。当然、影がないと使えない。なお、もともと尋問用に創りだされたものなので、口はきける。
- 幻霧招散(スァイトフラング)
- 霧を生み出す、それだけの術。
- 眠り(スリーピング)
- 名前通り、相手を眠らせる術。呪文を丸暗記すれば誰でも使えるやたらと簡単な術だが、悪用されやすいので決してどこでも教えてくれない。
- 水母沼(ゼラス・ゴート)
- ナーガの使った、くらげを操る術。この呪文だけ、何故か、小説中には漢字表記がない‥‥‥
- 地雷波(ダグ・ウェイブ)
- 相手の足元を爆発させる術。『爆術法』と違うのは、地面が露出していない、例えば石畳の上などでも使用できる点である。
- 地撃衝雷(ダグ・ハウト)
- 地面を操り、数十本の土の槍を大地から生み出す術。地面を揺らしたり、相手の足元の地面を崩れ落としたりもできる。
- 地静霊呪(ダグ・ブレイク)
- 地精の力を利用した一種の破呪。
- 黒霧炎(ダーク・ミスト)
- 特定の位置に闇を発生させる術。これにつつまれると視界がゼロになるが、外から見るとただの黒いわだかまりでしかない。
- 氷霧針(ダストチップ)
- 爪先ほどの、無数の小さな氷の矢を放つ術。殺傷能力や射程距離は微々たるものだが、当たるととにかくひたすら痛い。
- 振動弾(ダム・ブラス)
- 小さな赤い光の玉を目標に向かって撃ち出す術。この赤球はぶつかったものに高振動を与えて自爆、目標物を粉砕、破壊してしまう。
- 電撃破(ディグヴォルト)
- 『雷撃』の強化版。『雷撃』と違い、雷を手から放出できる。なお、殺傷能力が格段に上がるため、食らった相手はまず生きていられない。
- 烈閃牙条(ディストラッシュ)
- 『烈閃槍』の拡大版。威力もだが、特に違う点はブーメラン状の光の刃を同時多数に放つことにより命中率が高くなっている点である。
- 風波礫圧破(ディミルアーウィン)
- 超高圧の空気の塊を相手にたたきつける術。
- 魔風(ディム・ウィン)
- 魔力によって強風を発生させる術。ただそれだけで殺傷能力はまったく無いが、相手の動きを制限できる。
- 魔風斬(ディム・クロー)
- 『魔風』を少々アレンジしただけの術。やっぱり、殺傷能力はほとんど無い。
- 炸弾陣(ディル・ブランド)
- ある一点(普通は術者の立ってる場所)を中心に描かれた環状のエリアの大地を、真上に向かって吹き上げさせる術。『爆裂陣』のもととなった。
- 霊氷陣(デモナ・クリスタル)
- 地面から魔力の霧を発生させ、その霧が包み込んだものをそのまま凍結させる術。
- 思念波(テレパシー)
- 言葉ではなく精神を使って誰かと意志の疎通を行う術。この術を使うには、生まれ持った特殊な体質が必要となる。
- 烈火球(バースト・フレア)
- 火炎系最強の術で、目標となる空間に光球を発生させ、次の瞬間、蒼白い炎を吹き上げる術。その威力は、『火炎球』の十倍近くにも及ぶ。
- 爆煙舞(バースト・ロンド)
- 十数発の光球をあたりに撒き散らす術。もっともこの術、見た目はハデだが火力や殺傷能力はあまりない。
- 冷波吠(ハウル・フリーズ)
- ブリザードを巻き起こして相手にダメージを与える術。一撃で致命傷にはなりにくいが、回避するのは至難の技で、なおかつ凍えによる行動制限のおまけまでついてくる。
- 炎熱鞭(バム・ロッド)
- 簡潔に言えば、『破砕鞭』の炎バージョンである。
- 火炎球(ファイアー・ボール)
- 光球を作り出し、相手に向かって放つ術。光球は着弾と同時に爆発し、辺りに炎を撒き散らす。
- 螺光衝霊弾(フェルザレード)
- 手から、白く渦巻く光の帯を放つ術。軌道が直線でないため、回避が難しい。
- 暴爆呪(ブラスト・ボム)
- 十数個のにぎりこぶし大の光球を発生させ、相手に撃ち出す術。光球のひとつひとつが『火炎球』の数倍の威力を持つ。
- 爆風弾(ブラム・ガッシュ)
- 凝縮した風を矢として解き放つ術。目標に当たると同時に破裂して、凶悪なまでの殺傷能力を発揮する。また、この術は目標物に対してのみしかその効果を発揮しない。
- 風牙斬(ブラム・ファング)
- 風の矢を放ち、目標を断ち切る術。それほどたいした威力はなく、せいぜいが相手の肌を浅く切る程度だが、数本を一点に集中すれば荒縄ぐらいは断ち切れる。
- 青魔烈弾波(ブラム・ブレイザー)
- 手のひらから、目標に向かって一直線に進む青い光の衝撃波を放つ術。精神と肉体の両方にダメージを与えられる。なお、『死せる者』(アンデット・モンスター)や魔族に対しては、極度の苦痛だか不快感を与える光として作用する。
- 氷結弾(フリーズ・ブリッド)
- 術者の放った青みがかった光球が、着弾と同時に強力な冷気を撒き散らし周囲を凍結させる術。
- 魔結球(フリーズレイン)
- 空中に一抱えもある氷球を発生させる術。発生した氷の球は、周囲に無数の『氷の矢』を撃ち出すがあまり威力はない。なお、この術はコントロールがきかないので、『氷の矢』の放出を止めようと思ったら氷球を破壊するほかはない。
- 炎の矢(フレア・アロー)
- その名のとおりの攻撃魔法で、空間に炎の矢を発生させる。慣れれば、複数の矢を同時に発生させることもできる。
- 裂火陣(フレア・ビット)
- 数十発の小さな光球を相手に放ち、着弾と同時に小爆発をおこす術。
- 炎の槍(フレア・ランス)
- 『炎の矢』を一本に収束させたものを発生させる術。条件次第によっては火炎球と同等の熱量を持つ。
- 地撃崩斬(ブレードハウト)
- 剣から、大地を疾る衝撃波を放つ術。速度はあまり早くないが、標的を追尾することが可能。
- 地精道(ベフィス・ブリング)
- 大地の精霊に働きかけて行う、平たく言えば穴掘りの術。
- 四霊交混地水覆(ボガーデイク・エルム)
- 地精と水の精に干渉して、周囲の地面を浅い泥に変える術。
- ???
- 地精に干渉して地面を泥に変える術。呪文名は不明、なんだけど‥‥‥『四霊交混地水覆』と同じなのでは?
- 破弾撃(ボム・スプリット)
- オレンジ色の光球を解き放つ術。この光球、熱はまったく発生せず殺傷能力もかなり低いが、術者の任意の場所ではじけさせることが可能。
- 風魔咆裂弾(ボム・ディ・ウィン)
- 呪文により高圧の風を爆発的に解き放つ術。
- 爆裂陣(メガ・ブランド)
- 術者を中心に、渦を描いて大地の上を波紋が疾り、相手に触れるや否やその足下の地面を吹き上げる術。
- 誘蛾弾(モス・ヴァリム)
- 『消化弾』に多少手を加えた術。炎に吸い寄せられる性質を持った光球を作りだし、相手の放った火炎系呪文にぶつけてその術を打ち消してしまう。
- 雷撃(モノヴォルト)
- 雷撃系の初級呪文。術者の触ったものに電撃を流す。だが、体術が苦手だとあまり使えない。応用として、武器を媒介に電撃を相手の体内に直接たたき込んだりする。
- 凍界結(ラーフリーズ)
- 冷気の術。対象を氷に閉ざすことが出来る。
- 明り(ライティング)
- その名のとおり、明りを生み出す術。光量を抑えるほど持続時間が長くなり、その逆もある。
- 結波冷断(ライブリム)
- 手から冷気の波動を放ち、その波動にふれた相手を氷付けにする術。
- 雷花滅撃吼(ラザ・クロウヴァ)
- 小さな無数の光の粒を、ブリザードのように相手に吹き付ける術。精神と肉体、両方にダメージを与えることができる。
- 崩霊裂(ラ・ティルト)
- 精霊魔術中最強の攻撃呪文。青白い炎で相手を包み込み、精神面(アストラルサイド)から滅ぼしてしまう術。その攻撃力は『竜波斬』にも匹敵する。ただし、対個人用。
- 炎霊滅鬼衝(ルーン・フレイア)
- 超高熱の炎エネルギーを槍状にして放つ術。ほぼエネルギー体なので、火系の術にも関わらず発火の心配がない。
- 翔封界(レイ・ウイング)
- 術者の周りに風の結界を造り出し、それごと高速飛行を行う術。この術は、運べる質量・高度・速度などの総和が術者の力量に比例するため、スピードを上げようとしたら高度は低くなる。なお、修得・制御が困難なため使い手があまりいない。
- 浮遊(レビテーション)
- 名前通り、浮かぶための術。翔封界にくらべスピードははるかに遅いが、施術・制御は簡単。
- 封錠(ロック)
- 扉に魔力の錠前をかけるような術。
[先頭へ][黒魔法][精霊魔法][白魔法][神族魔法]
白魔法
- 霊光壁(ヴァス・グルード)
- 小さな盾ほどの大きさの、魔力障壁を生み出す術。
- 四霊封陣(ヴァルマシード)
- この術をかけられた者は、ある程度の時間、地水火風を利用した精霊魔術に対する高い防御力を持つことができる。が、効果時間はあまり長続きせず、防御力も完璧ではない。しかも、触媒としてある種の魔法の薬が必要で、その薬の値段がバカ高い(ToT)
- 麗和浄(ディクリアイ)
- 巫女や神官の使う解毒の術。しかし、どんな毒でも完全中和できるわけではない。
- 『破邪の法』
- 不明(泣)
- 炎裂壁(バルス・ウォール)
- 向かってくる炎に魔力干渉し、炎を散らしてしまう術。
- 炎呪封殺(フレア・シール)
- かなり高位の耐火呪文。呪文詠唱に時間がかかるのが難。
- 崩魔陣(フロウブレイク)
- 一種の魔力中和の呪文。六芒星の結界を作り出す事により世界のバランスを戻し、不安定な存在を消し去ってしまう。
- 浄化結界(ホーリィ・ブレス)
- 術者を中心としてやわらかな光の波が発生し、低級のアンデット等を浄化させる術。その範囲はかなりの広さにわたるため、一日一度が限度の高位の白魔術。
- 浄化炎(メギド・フレア)
- 悪意・敵意などを和らげ、害意を持った低級霊を退ける術。むろん、生身の人間には害はない。
- 霊縛呪(ラフアスシード)
- 相手の動きを一定時間封じる術。ブラス・デーモン程度の相手なら、あっさりとその動きを止められる。
- 治癒(リカバリィ)
- 生き物にもともと備わっている回復力を一時、飛躍的に増大させる術。これにより傷の回復は促せるが、病人に使用すると逆に病気が悪化してしまうことが往々にしてあるので注意。
- 治癒の逆呪文
- 傷を治そうとする力を逆転させる術。この術をかけられるとほんの小さな傷をきっかけとして、自らの肉体を破壊してしまうという、ほとんど邪法に近い術。リナのオリジナル。だが、術者がユメ見てうなされるような術は、決して使ってはならないのだ(^^;
- 復活(リザレクション)
- 周囲にあるものの気や力を取り込んで、術者を通じてけが人の体内に送り込む術。これにより、けが人自身は全く体力を消耗せずに傷を治す事ができる。
- 破法封呪(ルーン・ブレイカー)
- 五芒星を使った結界をつくり、その中での魔力干渉を弱める術。結界の力が、術者の力量ではなく単に結界の総面積に比例する、という特徴を持つ。
[先頭へ][黒魔法][精霊魔法][白魔法][神族魔法]
神族魔法?
- ヴラバザード・フレア
- 攻撃呪文。それ以外は何もわかりません・・・・・・・
- カオティック・ディスティングレイト
- 光の奔流・・・・・としか書かれてないので詳しいことは不明(^^;
- ゼナスフレイド
- 光の衝撃波を直接相手の中にに放つ呪文。
- ゼラス・ファランクス
- 追尾能力のある光球を数十発打ち出す術。獣王牙操弾の体多数用?
- ちなみにこれ、ホントに神族魔法かど〜かはあやしいです(^^;
- メギドアーク
- 目標を紅蓮の炎で包み込む術。むろん、ただの炎ではない・・・はず。
- ルーン・ストライド
- 光の槍を放つ術。烈閃槍の超強力版か??
- ロラーザロード
- 大地の精(ベフィモス)に干渉して、足下の地面ごと高速移動する術・・・・・らしい。
- なお、風にも同時に干渉しているのか、移動の際の風は感じないそうだ。
スレイヤーズページへ戻る
御意見は、以下のメールアドレスまで。
kame@pluto.dti.ne.jp ※@は半角に