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2013年7月10日(水) 東奥日報 ニュース



■ 高齢者36人がスコップ三味線団

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鹿嶋神社宵宮の行事で、リズムよく演奏するザ・サフリーズ
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 つがる市の高齢者によるスコップ三味線演奏団体「ザ・サフリーズ」(吉田謹治代表)が元気に活動している。メンバーは同市シルバー人材センターの60〜80代の会員36人。スコップ三味線を生きがいの一つにして福祉施設などで演奏を重ねている。

 サフリとは津軽地方の言葉でスコップのこと。サフリーズの初舞台は2009年、県シルバー人材センター連合会の安全・適正就業推進大会のアトラクションだった。約800人の観衆の前で演奏し、大きな拍手を受けたことが、メンバーの励みになった。

 その後、福祉施設や同市木造の三新田宵宮まつりなどで演奏するようになった。男性は帽子に赤いちょうネクタイ姿、女性はそのときの演目に合わせてロングスカートを着用したり、浴衣姿だったりする。同市木造の鹿嶋神社で2日に開かれた宵宮でもサフリーズは6曲を演奏し、好評を博した。

 練習は毎週木曜日。会員たちは同センターに愛用のスコップを持って集まる。三つのパートに分かれて、片山永繁センター事務局長の指導の下、メロディーに合わせて栓抜きでスコップをたたいたり、こすったりして音を出す。練習の合間には会話も弾む。野呂誠治さん(71)は「楽しいので毎週練習に来ている」と話す。

 曲選びとリズム構成も担当する片山事務局長は「以前は何もすることがないと言っていた会員たちが、これ(スコップ三味線の演奏)で生き返った−と話しているの聞くとうれしくなる」と語る。メンバーたちはレパートリーを増やすため今、これまでより難しい曲に挑戦している。

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