07/08 12:14 更新
九州電力は8日、鹿児島県の川内原子力発電所1・2号機の再稼働に向けて、原子力規制委員会に安全審査の申請を行いました。九州電力は8日午前10時半から、川内原発1・2号機について再稼働に向けた申請を行いました。8日に原発の新しい規制基準が施行されたことを受けた申請です。東京の原子力規制庁では午前中に、九州電力を含め4つの電力会社が5つの原発あわせて10基について申請を済ませました。今後半年程度の審査を受けたうえで、新基準に適合した原発について、国が再稼働の最終決定を行う見通しです。なお九州電力は、玄海原発3・4号機について12日に申請を行うとしています。川内原発の申請を終えた九州電力の瓜生社長は、福岡市の九州電力本社で午前11時から記者会見を開き、「さらなる安全性・信頼性向上に取り組みたい」と語りました。