【九州】川内原発の安全審査を申請、九電社長が会見

07/08 18:56 更新

原発再稼働に向けて、動き出しました。九州電力は8日、原子力規制委員会に鹿児島県の川内原子力発電所1・2号機の安全審査の申請を行いました。申請は、原発の新しい規制基準が施行されたことを受けて行われました。九州電力を含め4つの電力会社が5つの原発10基の申請を済ませ、今後半年程度の審査が始まります。しかし、審査チームは3つしかなく、川内原発の早期の審査入りに見通しは立っていません。国は新基準に適合した原発について、再稼働の最終決定を行うとしています。九州電力の瓜生社長は8日午前の記者会見で「再稼働のための必要条件にはなるかも知れませんが、最後は住民の皆様、お客様の皆様が安心して頂ける、次の段階があるんではないかなと私たちは認識しているところでございます」と語りました。