2013.7.12 05:04(1/2ページ)

リベンジ斬りや!虎・藤浪、ブランコエグる!

甲子園で調整した藤浪。ブランコの内角をえぐることを予告(撮影・白鳥恵)

甲子園で調整した藤浪。ブランコの内角をえぐることを予告(撮影・白鳥恵)【拡大】

 ブランコさん覚悟してください! 阪神のドラフト1位・藤浪晋太郎投手(19)=大阪桐蔭高=が11日、次回14日のDeNA戦(甲子園)での先発へ向け調整を行った。6月23日の同戦(横浜)では主砲のトニ・ブランコ内野手(32)に死球を当てたが「内を攻めることは悪いことじゃない」と内角攻め継続を誓った。

 遠慮して、抑えられる相手ではない。だから、堂々と攻める-。藤浪の心臓には、やはり毛が生えていた。前回の対戦で死球を与えたブランコの内角を、またも果敢に突く。19歳の言葉に、厳しいプロの世界を生き抜く覚悟がにじんだ。

 「勝負の世界なので、もちろん謝りには行きたいですけど、内を攻めることは悪いことではないと思っています」

 沖縄から空路、帰阪。南国とはまた違う蒸し暑さに包まれた甲子園でブルペン投球などを行うと、次回14日のDeNA戦での“主砲封じ”へ決意を明かした。

 左ひじに146キロ直球をぶつけてしまったのは6月23日の対戦。三回、第2打席でのことだ。虎の黄金ルーキーは即座に帽子を取り頭を下げたが、悶絶するハマの大砲は、そのまま負傷交代した。

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