まとめ
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挺対協行って来た。感想はまた後ほど。
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挺対協。事務所と同じ場所に「戦争と女性の人権博物館」というのがあるので、その見学も兼ねての訪問。博物館は順路順に地下1階が慰安所をイメージした部屋、2階が慰安婦問題とその運動の展示(後者の方が多い)、1階が世界の女性人権問題、という構成(続く)。
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承前)慰安婦に関る展示は予想通り、圧倒的に慰安所の劣悪な状況について重点が置かれていて、強制連行に関する展示は極一部。紹介されている事例も、「騙されて連れ行かれた」というもの、日本軍や日本の官吏に直接連れて行かれた、という構成にはなっていない(続く)。
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承前)寧ろ、日本統治期の人身売買等が重視されている。所謂「広義の強制」の線に沿った形。売店では、資料集やDVDと一緒に、かの「少女像」の小型版も売っている。値札がついてないので訪ねた所、「とっても高いから、値段をわざと出してないんですよ」との事。50万ウォンだそうです(続く)。
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承前)折角なので、無理言って、インタビューもどきもして来た(アポなしです(^^;))。慰安婦関係の運動だけではなく、世界の人権問題の支援も行っていて、特に現在はベトナム戦争時に残された韓国人2世等の支援に力を入れている、との話も。「勿論、日本での議論も意識しての事です」との事。
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承前)水曜集会については、「少し前は参加者が数十名だったけど、最近は百名を超えますね」との事。日韓間でこの問題が激化しているので参加者が増えているらしく、学校の先生が生徒を連れてくる事も多いのだそう。(続く)
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承前)なお、91年の8月14日に金学順が慰安婦として最初にカミングアウトした事を記念して、この日を記念日とするべく努力している、という話もありました。取りあえず、ここまで。
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おまけ。現在の韓国の慰安婦問題をめぐる運動や視角を見る上では、「博物館」はわかり易い展示になっているので、関心がある方は是非訪問されると良いと思います。日本語の「音声説明機(というのでしょうか)」も用意されているので、韓国語がわからなくても、十分理解できる筈です。
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@osada_tatsuji その書き方だと誤解が生じるように思います。圧倒的比重は飽くまで「慰安所の劣悪な状況」に置かれていますので、お間違いなく。
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というよりも、慰安婦として動員(←飽くまで広義)された事により、「人生が破壊された」というストーリーですね。解放後の話も少し出てきたりします。
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運動団体としては、「どちらも問題外」だと思いますよ。彼らは韓国の男性中心社会に対しても反対運動をしていますからね。「韓国」という枠組みでは駄目ですよ。QT @SpaceIkaros: ベトナム戦争時の韓国の慰安所は良い待遇だったのですか?韓国は比較して発言しているのでしょうか?
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シノドスでも書いたけど、慰安婦関係の運動団体では、国内でも女性運動をしている人たちなので、「韓国が」「日本が」という枠組みでは、理解する事はできません。実際、彼らが問題にしている対象の主語も、「日本」ではなく、「日本軍」になってますしね。この辺は注意深くみないとわかりません。
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