猛暑の中、繰り広げられる参院選で1人だけ肝を冷やした男がいた? 9日、混戦模様の千葉選挙区には各党が党幹部を応援弁士に投入し、票を奪い合った。中でも民主党は細野豪志幹事長(41)と蓮舫幹事長代行(45)の二枚看板を投入。しかし、細野氏の不可解な動きが、ある噂に真実味を与える結果となってしまった。
「国防軍をつくったって、この国は強くなりませんよ。本当に強い国をつくるのは、社会を強くすること。国民の生活がよくなることなんです」
JR幕張本郷駅前で訴えた細野氏に、約100人ほどの聴衆から拍手が起きた。イケメンと名高い細野氏だけに女性人気が高い。とはいえ不可解なのは、応援演説の場所だ。この場所の前はお隣のJR津田沼駅前で演説をした。もちろん同じ候補のためだ。
周辺にはもっと人通りの多い駅もあるのにどういうことか。例えばJR新浦安駅は幕張本郷駅の約2倍の利用客がいる。永田町関係者は「昨年の衆院選のころからいわれているのですが、細野氏は新浦安駅では演説できないそうです。人通りは多いけど、駅前のビルが『モナ』なんだとか。周囲が気を使っているのでしょう」と明かす。
確かに新浦安駅前には地元民が愛用するショッピングセンター「MONA」がある。この日、みんなの党の渡辺喜美代表(61)が駅前で演説していたが、街宣車の前方にデカデカと「MONA」の看板が見える。渡辺氏の目線の高さに「MONA」がいる。右サイドからも見下ろすように「MONA」が…。
今さら説明不要だろうが、細野氏は過去に中西モナ(37)と路上キスを写真に撮られるスキャンダルを起こしている。もし渡辺氏ではなく細野氏がここにいたら…。「MONA」と見つめ合いながら演説など、とてもできないだろう。
とはいえ激戦の千葉選挙区。改選数3に対して9人が立候補。自民党は2人を擁立し、民主、共産、みんな、日本維新の会、生活の党など勢揃いしている。
「自民党現職は飛び抜けている。自民党新人と民主党現職がその後に続き、ほかが追いかけるという構図です」(野党関係者)
民主党現職も決して安泰とはいえず、終盤までもつれ込む可能性は高い。すでに各党の党首クラスも千葉県入りしている。
図らずも噂に真実味を与えてしまった細野氏。しかし、いずれこの場所で演説することが、必要になる日が来るかもしれない。
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