筆跡で党首の“深層”を読み取る
2013年07月12日 08時00分
参院選(21日投開票)で各党トップは連日、舌戦を繰り広げ、全国遊説で支持を訴えているが、なかなか本音の部分は見えてこない。そこで筆跡から性格や深層心理を分析する日本筆跡心理学協会の根本寛会長が、3日の日本記者クラブでの党首討論で揮毫(きごう)した党首の色紙を鑑定。長年、多くの政治家の筆跡鑑定・心理分析をしてきた根本氏が「不安や我の強さなどの本音が露呈する」筆の運びや乱れ、バランスなどから、各党トップらの“心の底で本当に考えていること”を読み解いた。すると――。
オシャレで目立ちたがり屋
【安倍晋三・自民党総裁(58)】書道の素養もある堂々たる筆跡。注目は“本”の左払いが長い点。本来、必要以上に伸ばす理由はない。スルスル伸びるのは美しいものやキレイなものに憧れる深層心理の反映。
この書き方をする人には長嶋茂雄氏(77)や女子マラソンの高橋尚子氏(41)、作家では夏目漱石などがいる。オシャレ=カッコよく見せたい、目立ちたがり屋の側面もあり、大舞台に強いともいえる。
一方で、“興”の左の払いが小さく、左側に寄っている。4つの文字がバランスよく配置されていないのは気になる。どこか気持ちが浮ついているのでは。
自ら掲げる「美しい日本」を実現するために再び首相に返り咲いたのは、やはりその美意識の高さがなせる業か。
バランスが悪く、字が全体的に“右寄り”なのも選挙後のタカ派路線突っ走りを予感させるが。
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