少年二人が、帰宅途中、
上空にオレンジ色の光輝く物体が
飛んでいるのを目撃。
物体はブドウ畑の方に飛び去った。
少年たちがブドウ畑に近ずくと、
そこには直径2・5m、高さ1・5m程の
円盤が着陸していた。
そして少年の一人が円盤に近寄ると、
円盤の中からは搭乗者と思われる
のっぺらぼうのヒューマノイドが登場。
反対側にいたもう一人の少年も
後ろから肩を叩かれ、
振り向くとそこには同じヒューマノイドが立っていた。
少年は腰を抜かしてその場に倒れたが、
もう一人の少年が背負って何とか現場を逃げ出した。
その後、新聞が事件を報じて大きな騒ぎとなったが、
子供の嘘ではないかと批判された。
しかし新聞社の調査によって、
事件発生時、少年達以外にも
複数の大人が空で奇妙な物体を
目撃していたことが確認され、
俄然事件は信憑性を増した。
また現場からは鉄が折れ曲がったような形跡や、
残留放射能の痕跡も発見された。
日本では他に類を見ない
第三種接近遭遇事件として記憶される。」
1975/2/23