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ヤマダ電機がタブレット独自商品 レノボと共同開発、ネット会員に照準

産経新聞 7月11日(木)16時33分配信

ヤマダ電機がタブレット独自商品 レノボと共同開発、ネット会員に照準

タブレット端末「EveryPad」を発表する(左から)UQコミュニケーションズの野坂章雄社長、ヤマダ電機の一宮忠男副社長、レノボ・ジャパンのロードリック・ラピン社長=11日午後、東京・秋葉原(小島清利撮影)(写真:産経新聞)

 ヤマダ電機は11日、オリジナル製品となる7インチ液晶画面のタブレット端末「EveryPad」を12日から全国のヤマダ電機グループの店舗と自社インターネット通販で発売すると発表した。新タブレット発売を機にネット会員向けのサービスを充実させ、顧客基盤の拡大を狙う。

【写真】ヤマダ電機が発売する「EveryPad」で文字を入力してみると…

 ヤマダ電機が創業40周年を記念し、レノボ・ジャパンと共同で約6カ月かけて開発した。ヤマダ電機の一宮忠男副社長は同日の記者会見で「川下の発想でお客さま目線の機能を盛り込んだ。半年で20万台の販売を目指す」と意気込んだ。

 音声検索、ビデオ電話や音声通話アプリ、手書き入力アプリといった機能を装備するほか、2年間の保証サービスを提供する。クアッドコアCPU(中央演算処理装置)搭載で、OS(基本ソフト)は「Android4.2」。単体販売価格は2万1800円(税込み)。

 先着5000台については、UQコミュニケーションズのWiMAXセット加入で本体価格0円とする。

 流通業が主導するタブレットをめぐっては、「キンドル」を展開する米アマゾン・コムの成功例がある。ヤマダ電機も、インターネット会員向けに、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などのコンテンツを拡充し、ヤマダのサービスをよく利用する中核顧客層の囲い込みを目指す。

最終更新:7月11日(木)20時11分

産経新聞

 
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