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「自民当選、東北のため」 宮城知事が岩手で応援
| 岩手選挙区の自民候補の応援演説をする村井知事=10日午後、奥州市水沢区横町 |
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村井嘉浩宮城県知事は10日、参院選岩手選挙区(改選数1)の自民党新人を応援するため岩手県に入り、奥州市など計4カ所で街頭演説した。超大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」の北上山地への誘致実現を念頭に、「自民候補の当選が岩手、東北のためになる」と支持を呼び掛けた。 奥州市中心部の街頭でマイクを握った村井知事は、聴衆50人を前に「北上山地は日本で最もILCに適している。(誘致に成功すれば)岩手、東北は間違いなく発展する。宮城にもプラスになる」と強調した。 知事はまた、参院選で自公が過半数を確保すれば安定政権になると指摘。「岩手のように自民が県政与党ではない都道府県は少ない。政権と距離が置かれ、岩手は取り残されてしまうのではないか」と述べた。 応援に乗り出した理由として、2007年に次世代スーパーコンピューターの誘致で、仙台市が神戸市に競り負けた例を挙げた。「甲乙付け難かったのに持っていかれた。理由は政治力だ」と語った。 岩手選挙区では、達増拓也岩手県知事が小沢一郎氏(衆院岩手4区)が率いる生活の党の新人を全面支援している。達増知事はこれまで、ILC誘致について「立地場所は科学的、非政治的に決めることになっている」と話している。
2013年07月11日木曜日
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