事件オウム3死刑囚、公開尋問 東京地検が特別抗告2013.6.21 16:47

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オウム3死刑囚、公開尋問 東京地検が特別抗告

2013.6.21 16:47 地域の話題
(左から)中川智正死刑囚、小池泰男死刑囚、井上嘉浩死刑囚

(左から)中川智正死刑囚、小池泰男死刑囚、井上嘉浩死刑囚

 目黒公証役場事務長拉致事件などで起訴されたオウム真理教元幹部の平田信(まこと)被告(48)の裁判員裁判で、東京地裁が教団元幹部の死刑囚3人の証人尋問を公開の法廷で行うと決めたことについて、東京地検は21日、決定を不服として最高裁に特別抗告を申し立てた。ただ、特別抗告が認められるには憲法違反などの理由が必要で、決定が覆るのは困難な見通しだ。

 検察側は、死刑囚の心情への悪影響や警備上の問題を指摘し、収容先の東京拘置所での尋問実施を主張したが、東京地裁は17日の公判前整理手続きで「現時点では必要が認められない」と退けた。東京地検は同日、異議を申し立てたが棄却されており、特別抗告するか最高検などと協議していた。

 尋問される予定の元教団幹部は、井上嘉浩(よしひろ)(43)▽中川智正(ともまさ)(50)▽小池(旧姓・林)泰男(55)-の3死刑囚。尋問の日程は決まっていない。平田被告の初公判は年内にも開かれる見通し。

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