ECB、フォワードガイダンスを毎回の理事会で見直していく=クーレ専務理事
[フランクフルト 11日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事は、ECBは今後、金利を当面低水準に維持するとの見通しが引き続き妥当かどうか、毎回の理事会で決定していくとの見解を示した。
11日に放送されたブルームバーグテレビとのインタビューで語った。
クーレ専務理事は、将来の政策指針(フォワードガイダンス)は「理事会ごとに見直される」と述べた。
ECBは前週の理事会で、金融政策に予断は持たないとしてきたこれまでの慣例を破る形で、フォワードガイダンスを表明。政策金利は今後長期間にわたり過去最低水準にとどまるとの見通しを示した。
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90年代日本との類似点多く
債務処理に依然あえいでいるユーロ圏は、資産バブルの崩壊後、景気後退に苦しんだ90年代の日本と日増しに似てきている。
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