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日銀総裁、米緩和策の縮小議論「新興国への影響、注意深く見ていく」
- 公開日時
- 2013/7/11 17:45
日銀の黒田東彦総裁は11日の金融政策決定会合後の記者会見で、米国の量的金融緩和策による国債買い入れの縮小をめぐって「背景には米国経済が緩やかながらも着実に回復を続けていることがある」と指摘。「国際金融資本市場では神経質な展開も見られたが、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の政策意図に対する理解が深まっている」と述べ、市場は次第に落ち着きを取り戻すとの見通しを示した。一方で、「新興国にどのような影響があるのかは引き続き注意深く見ていく必要がある」とも語った。〔日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ）〕
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