オーストラリア記念館:存続厳しい−−四日市市長 /三重
毎日新聞 2013年07月03日 地方版
四日市市の田中俊行市長は2日、取り壊しが事実上決まったオーストラリア記念館(同市羽津甲)の存続について「残せないか模索したが、経費などで現状なかなか厳しい状況だ」との認識を示した。同時に、跡地に記念碑を作り「その歴史の証左とすることを考えていきたい」とした。
一方、近鉄内部・八王子線の存続交渉に関し「8月末までに基本的方向を示すには今月いっぱいがヤマ場」と強調。近く近鉄側に具体的提案を行う意向を示した。県と協力しながら交渉を続ける。【岡正勝】
〔三重版〕