まずはリカバリメディア作りの下準備
VAIO Pもそうだったが、最近の光メディアドライブ非搭載のノートパソコンには、リカバリ用のディスクがついてこない。
標準で読取装置がないのだから、当たり前といえば当たり前。
ただ、この状態では、万が一何かがあったときに、自前で復旧させることが叶わず、即修理行き(もしくはリカバリメディア別途購入)となってしまう。これでは、いかにも心許ない。
そのため、PCを起動して真っ先にやること。
これすなわち、リカバリメディアの作成である。
(DVD-ROMなどのメディアはついてこないが、自分で作成することはできる)
ここで私は、ちと迷う。
DVD-Rでリカバリディスクを作ると、枚数がかさむのは必定。
加えて、作ったディスクが問題ないかどうか、不安が残るという点は、VAIO Pのときに経験した。
いろいろ調べてみると、ThinkPad Edge 11のリカバリディスクは、USBメモリに作成することもできるらしい。
大容量のものを使えば1個だけで済むし、メディアも小さい。
そこで、私は速やかにUSBメモリを購入。
8GBでは小さいという記事も散見されたので、ここは確実に16GBを調達。
いざ、リカバリメディアならぬ『リカバリUSBメモリ』の作成にとりかかった。
USBメモリへのリカバリメディア作成は、ひとくせアリ
最初の起動後は、言うまでもなく、Windows7の初期設定。
画面の指示に反抗することなくセットアップを進め、あっさり終了。
デスクトップが表示されたのち、何も考えずにリカバリメディア作成を開始する。
USBメモリを挿して『一応』フォーマットしたのち、リカバリメディア作成開始。
メディア作成先にUSBメモリを指定し、待つこと約30分。
ちーん(註:こんな音はしません)。
ThinkPad Edge 11"専用、リカバリUSBメモリの出来上がり。
光ディスクよりも安心感が高いとはいえ、全幅の信頼が置けないのも確か。
念のため、リカバリメディアから起動するかどうかを確認してみることに。
BIOS設定の起動順位変更対象に、USBも出てくるから、多分問題ないはずだ。
で、起動させてみると……
出てきたのは、リカバリ開始画面。
……ではなく、Windowsのエラー画面。
なにやら、ブートに失敗している模様。
よくわからんが、なんとなく『ただフォーマットしただけ』のUSBメモリでは、リカバリディスクが作れないのではないか、という確かな予感を抱く。困ってから抱く予感というのもどうかとは思うが。
で、いろいろ調べてみると、USBメモリに対し、こーゆーことを事前にしておかねばならないようで。
- Windows 7 リカバリー・メディアの作成。USBメモリーキーやUSBフラッシュ・ドライブにWindows 7 リカバリー・メディアを作成するには、あらかじめWindows VistaかWindows 7でパーティションを作成しておく必要があります。 (Lenovo 公式サイト)
USBメモリに、事前にアクティブパーティションを作っておく必要があるという話だが、平たく言えば『最初におまじないをかけておく必要がある』くらいに考えておいてもよいだろう。
ただ、このおまじない、ちょっと初心者にはハードルが高い気がする。
コマンドプロンプトを立ち上げ、所定の文字列を入力して……なんて作業を、ビギナーがきちんとこなせるのだろうか。せっかくUSBメモリをリカバリディスク化させる気があるなら、その『おまじない』作業も、GUI化してくれればいいのに。
というわけで、上記のおまじないをかけ、もう一度リカバリディスクを作成する。
素直に二度目の作成にチャレンジすると、
「一度作ったんだから、もう作れんぞボケ」(意訳アリ)
と怒られるので、ThinkPadのご機嫌を直すために、
Q:\FactoryRecovery\service_done.ini
というファイルを削除。
元々(出荷状態時)は存在しないファイルだが、一度リカバリディスクを作成すると作られるこのファイルを削除することで、何度でもリカバリディスク作成可能となる。
ファイル名も『いかにも』だし、ここは悩んだり臆病になったりする必要もないだろう。
一思いに削除。
二度目のリカバリメディア作成へ。
こうして無事、USBメモリ版リカバリディスク作成完了。
きちんと起動することも確認した。
もっとも、『起動した』だけで、『機能した』かどうかまでは確認していないけど……ま、大丈夫だろう、多分。
かくして、万が一の際の復旧策も準備完了。
HDD換装の準備は整った。
次回は晴れて、320GB→750GBへのHDD換装編。
の予定。