ふざけて海に飛び込み男性１人不明

　１０日午後１０時２０分ごろ、広島市の「広島はつかいち大橋」から人が転落したと１１９番があった。広島市消防局によると、男性３人が橋の下の海に落ちて、１０代の２人が救助されたが、１人の行方が分かっていない。

　同消防局は消防車や救急車に救助艇も出動。１１日午前０時すぎからは、潜水士も救助活動を始めた。

　広島県警によると、橋の上で１０代後半の男女がふざけていて、このうち男性３人が海に飛び込んだとみられる。２番目に飛び込んだ男性の行方が分かっていないという。　県警や国土交通省などによると、広島はつかいち大橋は全長８３５メートル。海面からの高さは最大で約２０メートルある。

　現場の橋の脇にある駐車スペースでは、警察官から事情を聴かれていた若い女性が、海に向かって泣き叫んでいた。（共同）