名鉄資料館の特別開館について
8月25日(日)に特別開館いたします。当日は、事前予約はいりません。
7月16日から9月13日まで夏季特別展「常滑線全通100周年記念展」を開催いたします。
この機会にぜひお越しください。
夏期特別展 「常滑線全通100周年記念展」
名鉄常滑線は、1912(明治45)年に一部区間が開通、その翌年1913(昭和2)年8月31日に神宮前〜常滑間が全通し、今年でちょうど100周年を迎えます。
現在は、中部国際空港へのアクセスとして重要な役割を担う、常滑線の100年の歴史を写真などでご覧ください。
| 1. 期間 | 期間 2013年7月16日(火)〜9月13日(金)事前予約が必要です (電話で希望日時とお名前、人数をお伝えください)
 休館日  土・日曜日、祝日
 ※ 但し8月25日(日)に特別開館します。当日は事前予約不要です。
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| 2. 開館時間 | 午前10時〜午後5時 | 
| 3. 展示品 | ○ 常滑線開通のポスター 
○ 常滑線の平面図熱田〜大野 電車開通ポスター 1912(明治45)年2月 
○ 常滑線の時刻表・列車ダイヤ神宮前〜常滑の平面図 1962(昭和37)年頃 神宮前付近の線路平面図(西駅と貨物ヤードがあった頃) 1955(昭和30)年 常滑駅の線路平面図(貨物輸送を行っていた頃) 1982(昭和57)年以前 
○ 常滑線の歴史を伝える写真展熱田(伝馬)〜大野 1912(明治45).2.18開通時の時刻表・運賃表 神宮前〜常滑間全通時の列車発着時刻表 1913(大正2)年 昭和時代から現在までの時刻表と列車ダイヤ (主要なものを抜粋) 
東海道線を跨ぐ跨線橋の工事写真 1913(大正2)年 開業間もない頃、天白川鉄橋、長浦海岸、新舞子駅 大正初期 開業から活躍した電車・電1形 大正8年頃の神宮前駅(+御田踏切・愛電本社) 神宮前駅空撮(西駅があり、単線の旧跨線橋時代) 昭和30年代前半 国道1号線と立体交差完成 1955(昭和30)年 海水浴客で賑わっていた頃の常滑線 昭和30年代 波しぶきを浴びて走る電車(朝倉〜古見、長浦〜日長) 昭和30年代 土管輸送で賑わっていた常滑駅貨物ホーム 昭和30年代 貨物輸送の拠点・神宮前西駅のデキと貨車 昭和30年代 伊勢湾台風による被災と復旧作業 1959(昭和34)年 東海道線を跨ぐ、複線の新跨線橋建設1962(昭和37)年 パノラマカーの「とこなめ競艇」号 昭和50年代 貨物用地を転用し改良された常滑駅(地上時代) 常滑付近高架化工事のため、榎戸〜常滑をバス代行 2002(平成14)年 空港線開業、空港アクセス特急ミュースカイを運転 2005(平成17)年 などなど | 
| 4. 交通 | 名鉄広見線 日本ライン今渡駅下車  徒歩20分(駅に案内図あり)  タクシー7分 | 
| 5. 問合せ先 | 名鉄資料館岐阜県可児市川合北2-158 TEL (0574)61-0831
 
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名鉄資料館について
 この資料館は、平成6年6月、名古屋鉄道創業100周年を記念して開館しました。 
 当社の創業は、明治27年の愛知馬車鉄道の設立に遡ります。その後、間もなく名古屋電気鉄道と社名を改め、明治31年には、我が国二番目の電気鉄道として笹島〜県庁前間の営業を開始いたしました。 
 
 また、この地方では、明治から大正にかけて、当社の前身となった数多くの私鉄が相次いで開業しましたが、その後、太平洋戦争をはさんで当社との合併、統合がすすみ、今日の会社の基盤が築かれました。戦後は、戦災の荒廃の中から立ち上がり、豊橋〜新名古屋〜新岐阜間の直通運転実現をはじめ、車両の高性能化、駅舎、線路等、鉄道施設の基盤強化に力を注いでまいりました。
 さらに、昭和30年代半ば頃からは、パノラマカーの投入をはじめ、新線の建設、名古屋市地下鉄との相互直通運転を行うなど、輸送力の増強とサービスの向上に努め、飛躍的な伸展を遂げ、今日では、鉄道・バス事業を通して、この地方の交通の重要な担い手として大きな役割を果たしております。この資料館では、こうした幾多の混乱期をのりこえ今日に至るまでの当社の歴史を物語る数々の貴重な資料を保存、展示し、先人の足跡を偲ぶよすがとすると共に、新しい発想を生み出す糧にしたいと考えております。