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外相 中東和平交渉再開を働きかけへ7月10日 4時17分
岸田外務大臣は、今月下旬にイスラエルやパレスチナを訪問することにしており、暗礁に乗り上げている中東和平交渉について、双方と良好な関係を維持する立場から、交渉再開を働きかけることにしています。
岸田外務大臣は、今月下旬にイスラエル、パレスチナ、それにヨルダンを訪問することにしており、イスラエルのネタニヤフ首相やパレスチナ暫定自治政府のアッバス議長とそれぞれ会談する方向で調整を進めています。
このうち、イスラエルとパレスチナでは、3年近くにわたって中断している中東和平交渉で最大の障害となっているイスラエルによる入植活動などについて意見を交わすことにしており、交渉再開に向けて双方に歩み寄りを促すことにしています。
さらに、イスラエルが核開発を続けるイランに軍事攻撃も辞さない姿勢を示していることについて、外交を通じた平和的な解決を図ることが重要だとする日本の立場を伝えることにしています。
中東和平を巡って、アメリカは、ことし9月の国連総会までに何らかの進展を見いだしたいとしており、日本としても、イスラエル、パレスチナ双方と良好な関係を維持している立場から和平交渉の再開を働きかけることにしています。
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