弊社の業務は全て、本人との人間関係をつくることから始まります。そのため、生涯にわたって本人と対峙していくことを前提としています。 書類上の契約期間については、本人の状態を熟慮のうえ、決定します。原則として、本人が家族と直接関わらずとも生きていける環境が整うまでを契約期間としています。 |
わたしたちは、家族がそのような不安を抱かなくてすむよう、さまざまな方法を提案し、実践しています。詳細につきましては、必要な家族にのみ、契約の段階でご説明させていただきます。 |
入院後の面会、差し入れ等はスタッフが行います。 本人が家族への執着を手放さない場合には、その関係を断ち切るために一度、本人に対峙してもらう(もしくは手紙を書いてもらう)こともありますが、それ以降は、基本的に家族が本人と会うことはありません。 本人の様子や病院側からの連絡については、その都度、電話やメール、レポート等でお伝えします。 医療機関からの要請で、医師との面談、面会等が行われることもありますが、その場合はスタッフが同行、同席できるよう配慮します。 |
院内での問題行動においては、主治医、病院と話し合いの上、解決策を検討します。 退院請求を出した場合には、本人と面会して取り下げるよう説得するか、あえて提出させた上で、現状での入院継続の審査結果をもらえるような取り組みを行います。具体的には、家族への意見聴取時のアドバイスや、審査委員との面談に同席するなどです。 |
そういったことが起きた場合、本人との面会時にやめるように説得します。 しかしながら、それらの行動は、かえって入院継続の根拠となります。家族にとっては恐怖でしょうが、電話の記録をする、手紙をとっておくなど、冷静な対応が求められます。 |
本気塾では、同じような境遇の人たちと共同生活をしながら、就労して社会を知ることを実践していきます。 はじめのうちは問題行動を繰り返すこともありますが、わたしたちスタッフも粘り強く本人を受け入れ、人間関係の構築に励みます。社会参加の経験を積むことで、他者の存在を実感できるようになれば、脱走の心配もなくなり、自立のための目標も定まってきます。 ただし、中には残念ながら、自分の欲求を満たすために、心のつながりを簡単に断ち切る方もいます。その場合は、失踪や再犯の恐れもあります。 |
所轄警察署に家出人捜索願を提出します。失踪や問題行動を起こすたびに、粘り強く説得、説諭を行い、人間関係を構築していきます。 |
原則として110番通報します。 とくに、過去に家庭内で同様のことを行ってきた場合には、遵法精神に則り、厳重処分の方向で進めます。 その後の対応につきましては、事件の程度にもよりますが、基本的には、弊社スタッフが対応していきます。 |